「夫の浮気相手とのLINEを手に入れた!これで浮気の証拠として慰謝料を請求したい」
といった相談があります。
果たして、LINEの文面だけで浮気の証拠になるのでしょうか?

結論から申し上げますと、99%無理です。

LINE(メール)でのやり取りだけでは、実際に浮気(不貞行為)をしているかどうか(直接的に言えば、肉体関係を結んでいるか)は判断できません。
「不貞の証拠」とは、「性交の確認ないし推認ができるもの」でなければならないのです。
LINEやメールでは「何時にどこで会う」、「愛してる」程度の連絡に使用され、交際している事実は分かりますが、「性交の確認ないし推認」が出来るLINEやメールは殆どないのが実情です。
(性交中の動画や画像があれば話は別ですが)

では、残りの1%はどういった場合かというと、夫に浮気の証拠としてLINEのやり取りを突きつけたところ素直に認めてくれた、という場合です。
もちろん、このようなケースはまれで、「他に証拠はあるのか?」と言われてしまえばそれまでです。

一般的には、決定的な「不貞の証拠」が、LINEやメールの文面とは別に必要です。
LINEやメールだけでは、たいていは「夫婦不和の悩みを相談していたが、肉体関係はない」と言い張ります。
肉体関係を認めれば、数百万円の慰謝料を支払わなければならない立場に追い込まれるのであれば、うそをついて逃げようとするのは当然の行為です。

離婚協議が成立せず、離婚調停となり、相手方に弁護士がついた場合、弁護士は開き直ってこう言います。
「そこまでおっしゃるなら『肉体関係があったという証拠』を見せてください」

浮気の証拠を集める場合は、それがきちんとした武器になるのかどうか、専門家に判断してもらうことが大切です。
素人判断は危険ですので、止めといた方が吉でしょう。

 

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