2301話:ほんあつ治療院の初診患者様来訪きっかけ集計を通して思うこと | 院長の徒然なるままに。

2301話:ほんあつ治療院の初診患者様来訪きっかけ集計を通して思うこと

お正月気分も吹っ飛んで

普通にミロード店出勤です。しかも飛び込み多いこと。

昨日と今日で5名、あと数名は今日中にありそうです。

※お隣のクイックマッサージさんが予約いっぱいで

おこぼれをもらった(苦笑)。

 

さて、

12月の初診患者様来訪のきっかけのグラフを更新。

11月に比して少しですが、ご紹介の比率が上がりました。

その他(ミロード職員さまなど)の中に

純然たる通りがかりの方がおいでですが、

通りがかりの方も実は店内チラシなどを見ている可能性があります。

 

しかし、順調に紹介の方が増えていることで、

「いわゆる昔ながらの街の治療院」

経営パターンが近づいてきている実感があります。

 

ネットが我が業界に浸透しておそらくは20年ぐらい。

個々の治療院が独自サイトを作ったのは21世紀に入ってからなのではないかと思います。

 

いわゆる昔ながらの街の治療院・・・

 

この言葉に思うところがあります・・・。

 

ここ数年でしょうか、まあ、10年前ぐらいから「集客」という言葉が

取りざたされるようになりましたし、同時にSEO対策という言葉も

話題になりました。ラインもFacebookも、Twitterも

本来の表の顔、つまるところソーシャルにネットワークを広げるサイト

との意味合いからその裏の顔、「人を虜にしたり来店チベーションを高めたり」する戦略を

用いている方も多いというのが現状なのかなと思います。

 

中にはどうも「本音」とはかけ離れた形で院の差別化を図る施術所もあるように感じます。

 

どうしてそのようにしなければならないのか。

 

もしもそれによって「行ってみたけどがっかりした」とか

「行ったら回数券メッチャ勧められた」とか

「技術的には他の施術所と大差なかった」とか

「通ったけど回数券終わったら『もういいかな』と思っちゃった」とか

 

そんな感想を持った方がもしもおいでだとしたら

 

鍼灸受療率の向上を目指す新しい手法が

逆に鍼灸受療率に致命的なdamageを与えることになる場合もあるかもしれない

そう思ってしまったりします。

 

一方で私の駆け出しの頃の恥ずかしいエピソードなんて笑えます。

 

「あの先生(大磯治療院の)はそんなにうまくないけど『いい人よ』と聞いたから」

という紹介患者様が・・・・(笑)。

 

そういう患者さまに育てられ、不足を補うように施術技術、

人となり、地域での立ち位置などを育んでいただいて今がある気がします。

 

しかし、その、ごく昔ながらの街での治療院像を踏襲している先生方の施術所は

概して、派手なホームページを持たず、広告宣伝もあまりしないで、

でも背伸びしないで街の患者さまの健康保持増進に取り組んでおいでなのではないかな。

 

そう思うのですね。

 

駅ビルのクイックマッサージ等は

初回の大幅割引、サイトでの割引表示、新しいコースの新設、

そういったことをツールにして、スタッフの技術や地域性の向上よりもむしろ

ツール、ネット特典、コースによる陳腐化の防止、等を売り物にしている。

そして、来院したら回数券による継続割引、誕生日などのリピート向上ハガキ

等のツールで来院モチベーションを維持している・・・・。

そして企業としての経費の節減が実は人件費に向けられていたりして・・。

 

 

あ、うちは「次の予約は特に設けませんから『またつらくなってから』ご予約下さい」

というスタンスなんです。

 

その姿勢が逆に将来的には大きな受療率向上に役立つのではないかと

(※受療率向上、というと語弊がありそう。自院の満床率向上という感じかも)

 

やはりイソップ童話の「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」みたいな比較論となっちゃう。

 

もう10年前ぐらいから専門学校の講義の最終回で

取りあげるスライドを再掲すると

 

 

「やり始めたらできるだけ長くその地で生き」

 

ということを実現する為には

拙速な集客路線ではなく、地域を見据えた施術の提供が良いのかなという

気持ちがしてきました。

 

なんだか久しぶりに思うことを書いてみました。

今年も頑張って参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

NHKが新年早々、東洋医学の特集を組むようです!

「“東洋医学”で 1年を元気に!」

 

新年最初の「あさイチ」は、大河ドラマ「いだてん」から、中村勘九郎さん、綾瀬はるかさんを招き、

この1年を健康に過ごすための情報をお伝えします。
テーマは「東洋医学」。だるい、体が重いといった“なんとなく不調”への対策として、

いま特に女性を中心に関心が高まっていますが、今回は、鍼(はり)・灸(きゅう)、

漢方に焦点を絞り、「よさそうとはわかっているんだけど・・・」と二の足を踏んでいる人に、

東洋医学とのつきあい方をお伝えします。
自分でできる「ツボ押し」の方法から、鍼・灸がきく仕組み、

そして自分にあった漢方の見極め方などをお伝えするとともに、

健康長寿によいとされるおススメ食材やそれを使った簡単料理もご紹介。
東洋医学を上手に使って、ことし1年を、元気に駆け抜けましょう!

 

 

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190104/1.html?fbclid=IwAR13pj2Tkrkf-iIP_EYG7ZE_KFTohG8ASlU1I3NJiJCyKFPJRzG77oRu-QE

 

 

 

来年、1/13  14日は仙台ツアーです。

13日は病鍼連携連絡協議会基礎講座1,2

14日は臨床実技研究会オープンセミナー午前午後です。

こちらもお楽しみに。

 

NHK「がってん」に院長が出演します。

放送は2019年1月23日

NHK総合 19:30から

オヒマでしたら御覧下さい。

 

 

大磯治療院の受付状況・価格表はこちら

12月分.

○は受付可能、
(現在かなりタイトです。時間外21:00以降も承っている状態です。)
お電話にてご相談下さい。
△はほんあつ治療院にて施術受付中

046-230-7200に遠慮なくお電話下さい。

 

長谷川尚哉は、
MEDプレゼン2015東京において
自薦プレゼンターによる
MEDプレゼン"第1回リクルートメディカルキャリアアワード”の
グランプリを獲得しました!!

http://medpresen.com/blog/med2015award/

 

 

以下は、keynoteのダイジェスト版です。御笑覧下さい。

 

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私が開発のお手伝いをしておりました
多職種連携用タブレット端末の電子カルテ
「みんなのカルテ」が発売されました。
統合医療からフォーメーション医療へ、との大胆な発想転換を提唱した医師・薬剤師の織田聡が開発した多職種連携対応iPadアプリ「みんなのカルテ」療養、療養費、介護保険外の要件も含めた文字通り「みんなで共有する電子カルテシステム」です。App Storeにて無料提供開始しております。
私の施術所でも使用中。随時、使用感や不明点などにお答えしておりますので
遠慮なくご一報下さい。

 


 


 

ヒポクラテスのことば・・・。

人生は短く、術のみちは長い。
機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、 
判断は難しい。
ヒポクラテス全集より。
学び続けようと思います。

よろしくお願いします。
残りの人生最初の日なのですから。