腹八分 | プロフェッショナルコーチが語る「1分間でわかるコーチング・ストーリー」

プロフェッショナルコーチが語る「1分間でわかるコーチング・ストーリー」

GCS認定プロフェッショナルコーチが、日々のコーチングやビジネスの場面で得られた"学び"や"気づき"を綴ってまいります。

こんばんは。
プロフェッショナルコーチのoishiです。

ここ数ヶ月、コーチングのトレーニングの場、
友人の出版記念イベントの場など、
いろいろな場面に参加しているワタクシですが苦笑
壇上で話す実績のある人達が、必ずと言っていいほど
口にしている言葉があることに気づきました。

それは、皆が一様に、

(その道を)続けることが大事

と言っていることです。

ある意味、当たり前のことを言っているのかもしれませんが、
この言葉は、その当たり前のことのできない人が
いかに多いかということの裏返しのような気もしております。

だとすれば、この当たり前のこと(=続けること)を
行うためにはどうしたら良いのでしょうか?

私なりの持論ですが、その秘訣は、その道に対して、
「腹八分」を心掛けることではないかと思います。

以前、陸上の選手から聞いたことがあるのですが、
マラソンなど長距離を走る場合の秘訣は、
常時「80~85%」の力を保つことが大事だとのことです。

たしかに、長距離走に限らず、例えば、仕事でも遊びでも、
常に全力疾走を行っていると疲弊しますし、
何よりそれに対する関心が薄れてくるのではないかと思います。

ここで、誤解のないように申し上げておきますが...
私は何も「全力疾走をしなくても良い」
と言っているわけではありません苦笑

状況に応じて、全力で取り組まなければいけないことは
多々あるでしょうし、また、それをするべきだとも思います。

ただ、何かひとつ、その道を定め、それを長く続けるためには、

大局的に判断して、

「腹八分」を心掛けること

具体的には、

余力を常に残しておくこと

が肝要ではないかと思うのです。