こんにちは。
プロフェッショナルコーチのoishiです。
心・技・体
スポーツの世界で良く用いられる言葉ですが、
その意味するところは、
心 = 精神力
技 = 技術
体 = 体力
であり、
これらが三位一体となってこそ、
上質なパフォーマンスを発揮できる
というような使い方をされます。
このことについては何ら異論はありませんが、
皆さんは、果たしてこの順番を考えたことがあるでしょうか。
(私は「心・技・体」の言葉は、単なる語呂であり、
必ずしもこの順番が適切だとは思っていません。)
例えば、私が籍を置く銀座コーチングスクール では、
コーチングが機能する条件として、
コーチングピラミッド
というものを学びます。
この構成要素は、
自己基盤
コーチングマインド
(クライアントとの)信頼関係
コーチングスキル
となっており、さらに詳しく説明すると、こんな感じです。
自己基盤(=体)があることによって、
コーチングマインド(=心)が醸成され、
それによって、相手との間に信頼関係が生まれ、
結果、コーチングスキル(=技)が活かされる
つまり、コーチングピラミッドに準えて考えると、
「心・技・体」の順番は「体・心・技」が正しい
ということが言えそうです。
また、これは、例えば、自己の起業家活動においても
同様のことが言えそうなことが最近わかりました。
つまり、上質なパフォーマンスを発揮するためには、
第一には体力(=体)が資本であり、
ベースになる体力があってこそ、精神力(=心)が養われ、
その上で、持っている技術(=技)を活かす
ことが一番なのではないか?
と思うわけです。
そういう意味では、自己の健康管理を怠らず、
体力強化に努めている師匠 は、なるほど
理に適った行動を取られているわけです。
いやいや、頭が下がります。