「私の心は、かすまない」
そんなキャッチコピーで打ち出している伊豆「天城東急リゾート」
約1000万㎡という広大な敷地内に存在する別荘宅地約2000区画
そのうちの1区画を相続された方から今回相談を受けました。
「売却するか、利用するか、自分で住むか…」
前回のブログテーマと同様の相談です。
昭和36年頃に宅地分譲されたというこの別荘地に建築済の区画は800ほど
ただそのほとんどが利用されず、朽ちてしまっていて
現在居住されている区画は約80区画ほどという話。
今回相談を受けた場所は約760㎡ほどある宅地ですが、おおよそ全面積が傾斜地
そんな土地の資産活用PJの為、今週月火と泊りがけで調査に行ってきました。
この写真の左側が全部です。
確かに一般の方なら「どうしていいかわからない」土地です。
きっとこの別荘地を所有している方のほとんどが同様の悩みを持っていらっしゃって
だけどどうすることも出来ずに次の世代に相続されていっているんでしょう。
だけど、僕らはこの土地を生まれ変わらせるPJを始めます。
だって、もったいないくらい魅力的な土地だってわかったから
生い茂っている樹木を必要な箇所だけ伐採できれば、この景色がリビングから望めます。
ありのままの自然と共生できる空間を創りたい
内と外との境を可能な限りなくして、
溶け込んでいく時間を身体の芯で感じ取れるような空間を創りたい
そんな想いを強く抱いています。
まずはドローンを利用して測量を開始
ただ企画するだけじゃなく、きちんとカタチにして、
次の世代へ繫げていける資産を創りたいと思っています。
そのためにはこの土地の魅力をもっともっと知らなきゃ…っと思い
帰りには「しし鍋」と「獅子焼肉」と「キジ串焼き」食べて帰ってきました
『私の心は、かすまない』
晴れの日も、雨の日も、霧の日も。
ありのままの自然に触れ、私を見つける場所。
森をかけめぐり、私の声を聴きに行こう。
なんだかこのキャッチが、今の自分の心の中に引っかかって離れなくなりました。
この土地を表現する言葉としてシックリくるだけじゃなく
今の時代を生きる、今の世代にとって、すごく大切なことを伝えている気がして…
なんでも手軽に手に入ることに慣れ親しんでしまった僕らは
自分自身の事をどこまで知っているんだろう？
ホントなのかウソなのかわからない情報が
あふれるほど勝手に入って来ることが当たり前になった時代に
自分のホントの声を聴いたことがある人が、いったいどれくらいいるんだろう？
近頃そんな事を日常的に考えてしまっている自分自身に重ね合わせて
この「ありのままの自然」のど真ん中で、自分の伝えたいことを表現してみたいと思っています。
by Santa