洋瓦を乗せた門柱と乱貼りした石のアプローチ
少し欧風な雰囲気を残しつつ、ようやく外構が完成しました。
建物のお引渡しから約3週間。
天候に左右されやすい外構工事は、どうしてもスケジュールが狂いがちになってしまいます。
ホントなら、この段階で「物件のお引渡し」というのが正しいんだと思うんですが
建築業界の場合、どうしても「本体建築」と「外構」の施行する会社を別にしてしまっているから
お金の流れも別々になってしまうんです。
立地条件として奥まった敷地形状になっている場所での家創りだったから
何よりも陽ざしが射し込む工夫が一番のポイントになったおうちです。
その為に「パティオ(中庭)」と大胆な「吹き抜け」を設けました。
だから、1階のダイニングから青空が見えます。
このおうちの中心になるこの空間は、家全体に光を届けるだけじゃなく
1階と2階が別々の空間にならないためのコミュニケーションスペースにもなっています。
キッチンにいるお母さんが、「おーい!」って呼べば、
2階から子供たちの「はーい」っていう返事が聞こえてくる。
当たり前のようで、意外と今のおうちはそれが出来ません。
家族みんなが、家のどこにいてもつながるように、創ってみました。
玄関ホールは家の顔。
狭く、窮屈にならないように、広がりを持たせて創りました。
主寝室に設けたロフトはご主人の「憩いの場」になるようです。
子供じゃなく、ご主人が大喜びした空間です(^▽^)
きっと、世の中の男どもは、大抵こういうスペースを気に入ります。
なんでだろうね(;^_^A
こうしてお引渡しの時には何もないおうちの中の風景だけど
既に大量の荷物が運び込まれて、どんどん生活の匂いが加わってきます。
家って生き物なんです。
だから住まう人の声が聞こえているんです。
その声を聴いて、家はそこに暮らす家族の為に、建ち続けるんです。
だから、空き家は早々に朽ちていくんです。
声が聞こえなくなるから。
足音も響かなくなるから。
家の中に風が吹き抜けなくなるから・・・
僕らがプロデュースさせて頂いたこのおうちも
ここからがその存在価値の見せ所です。
お引渡しの時に僕の手を引きながら「かくれんぼしよ!」って走り回る子供たちが
大きくなって大人になって、このおうちを離れていく時がやってきても
抱えきれないほどの思い出をこの家はため込んだままで、大切に守り続けてくれるでしょう。
家ってそういう存在。
このスズメも、その時までいてくれるかな??
by Santa
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