今日は僕らが「設計会社」として関わらせてもらってる建売住宅の現場確認。

 

栄区中野町(港南台徒歩圏)では全6棟の分譲地が建築中。

 

 

全棟3階建てで、3,600万円台~3,800万円台で現在売り出し中です。

 

 

6棟の内2棟はもうすぐ完成して内覧が出来るようになります。

 

 

 

 

鶴見区駒岡では1棟現場。

 

 

先の港南台とは打って変わって、緑豊かな環境の中、ゆったりした敷地に建つ2階建て邸宅です。

 

今日は工務店が休みだから中が見れなかったけど、だいぶ出来てきています。

 

この家の特徴は2階主寝室。

 

出来上がると、おっっと驚く事間違いなし…だと思っています(;^_^A

 

 

 

川崎区中幸町で進めている2区画分譲は現在基礎養生中です。

 

 

さすがに川崎駅徒歩6分の超街中の住宅だけあって、廻りとは結構近い距離で建っていきます。

 

 

いわゆる外から射し込んでくる「日当たり重視」の暮らしを求めている人ではなく

 

何よりも家の中で快適さと外へのアプローチがいい事が一番って人向きです。

 

 

 

神奈川区大口仲町では限定1棟の3階建て。

 

 

川崎程近くもないし、駒岡ほどゆったりもしていません。

 

港南台のような分譲地でもないこの物件にも、

 

きっと「ここが一番気に入った」って人が出てくるんです。

 

 

…っていうか、この基礎工事の段階で、この物件もう買主さんついているようです。

 

 

 

そして港北区菊名の多棟現場。

 

 

まだまだ区割りもはっきりしていない造成途中の現場ですが、

 

うち一棟だけ昨日建築確認を降ろしました。

 

他の区割りは、事業主さん計画では「建築条件付き売地」にされるらしいです。

 

既に全棟の提案プランは僕の方で創って事業主に渡してあります。

 

 

今はこんな土地だけど、数か月後には・・・・

 

 

東横線「菊名」駅から徒歩4分くらいの超利便性のいい場所なのに閑静な住宅地です。

 

だから、こんな風にわかりやすいカタチになるころには

 

既に何棟かは買主さんついていると思います。・・・たぶん(;^_^A

 

 

 

注文住宅で、実際に住まう人と直接関わって、「総合プロデュース」とかって言いながら

 

暮らしのカタチを創る事全てに関わっている仕事の傍ら

 

こんな風に建売住宅の仕事もさせて頂いていますm(__)m

 

注文住宅だろうが、建売住宅だろうが、

 

「家」というものを創っていく業務そのものは変わらないんだけど

 

家創りの中にある自分の立ち位置は全く異なってきます。

 

 

 

実際のところ建築業界の中で「設計会社」って、どういう役だと思います??

 

 

 

以前にも書いたかと思いますが、

 

もともとテレビ業界で技術職として働いてた僕から言えば、「脚本家」なんだと思っています。

 

バラエティなら「放送作家」です。

 

その人の描いた「Story」や「コンテ」がなければ、何も始まらないんだから。

 

注文住宅の仕事をしている時、自分は脚本家でありプロデューサーであると同時に

 

TK(タイムキーパー)にもなって時間軸を仕切っています。

 

と同時に、時にはAD(アシスタントデレクタ―)にもなったりします(´;ω;`)

 

主演は当然「お施主様」

 

時々マネージャーにもなったりして・・・

 

最初から最後まで、全ての流れを把握して、

 

関わっていくという事はこういう事なんだと思っています。

 

 

 

だけど、建売住宅という業務の中にある「設計」の仕事は、ただの「下請け」です。

 

元請けさんである事業主さんから言えば当たり前の話で、

 

いつでも変わりはいるんだよ・・・っていう感覚で見られる立位置です。

 

なかにはそんな感じではなく、それ以上の価値観で認めてくれる事業主さんもいらっいますが

 

まあ、ほとんどは「コマ」みたいなものです。

 

 

 

こういう現実に対して愚痴を言ってるんではないんです。

 

こんな関係性で「家」って創っていいのかって、いつも疑問に思っています。

 

 

 

それを当たり前のように飲み込んでいる「設計会社」の方もいるし、

 

それが当たり前でしょと言ってほとんどの事業主さんは振舞ってきます。

 

それで「いい作品」って創れるんですか??

 

何千万も支払って購入するお客さんに対して、「いい家」って言えるんですか?

 

「もの創り」の世界で「テレビ業界」と「建築業界」だけは一人では何も出来ません。

 

みんながひとつのチームになって作品を創りだしていく業界です。

 

全体を把握して仕切る人は誰か一人は必要だけど、

 

基本的には、全員が一つの作品の完成形に向かって知恵を出し合い、力を出し合い

 

少しずつ少しづつ創っていくものです。

 

 

 

その空気が、なぜかしら建売住宅の中には薄いと感じます。

 

特に不動産業界出身の方が社長さんになってる事業主さんは、特に。

 

「一緒に」という意識ではなく、「利用する側か、される側か」っていう意識で成り立っています。

 

まあ、近頃のテレビ番組にもそんな空気は漂っていますけど・・・。

 

 

 

これも仕事、と割り切ってこういう業務もしていますが、

 

本当はこの関係性の中で家創りに関わる事は、出来るなら避けたいと思っています。

 

出来るなら、「一緒に」っていう意識でひとつの「作品」を「住まう人の為だけに」創りあげる

 

そんな事業主さんの仕事だったら、喜んでスタッフに入りたいとも思います。

 

 

 

「暮らしのカタチ」を創りだす側のものとして、主役はあくまで「そこに住まう人・家族」です。

 

それがいつの間にか、儲けと銀行と事業主の個人的な満足の為に家創りが進んでいる気がします。

 

 

僕は、個人的には「脚本家」でありたい。そう思っています。

 

そこに住まう家族が主役として、生き生きとした暮らしが繰り広げられる

 

そんな物語を「間取り」を通して創っていきたい。

 

そう思っています。

 

だとすると、ヤッパリ「住まう人、家族が見える」注文住宅しかないのかな・・・と。

 

 

 

いろんなところで「建売住宅」の設計に関わらせて頂きながら、

 

失礼かとは思うのですが、こんな風に考えている今日この頃です。

 

by Santa

 

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