ブログを含め、ネット広告には「キーワード」とい言葉があります。
このアメーバブログをずっと続けていて、過去いろんな言葉を使ってきましたが
ずっと続けて出てくる「キーワード」のなかに
今の住宅業界の流れを表しているなあって思う言葉がいくつかあります。
そのひとつが「オベロン」。
変な名前ですが、これって「屋根材」です。
ガルバリウム鋼板ていう素材の表面に天然石チップを焼き付けてあるものです。
去年の春先に僕らが創ったおうちで使いました。
30年間の「材料品質保証」と10年間の「美観保証」っていうのがついている
っていうのが売りの「リフォーム」で使うことが多い屋根材です。
僕らは新築時に使いましたが・・・
見た目「ペラペラ」の印象があるんですが、こいつが結構スグレモノなんです。
屋根という場所は滅多に登れる場所じゃないし、
一番太陽に近い「過酷」な環境で家全体を守る素材だから、
出来るだけメンテナンスの必要のないものを選びたい・・・ってところから
ここ最近の「キーワード」としてよく出てくるんでしょう。
それだけ世の中はリフォーム市場なんでしょうね・・・
このおうちは「キャスティングウッド」っていう外壁材も使ったんだけど
この言葉も「キーワード」としてよく出てきます。
この外壁は僕も好きですね(^-^)
ナチュラル系の雰囲気を出すには、結構かっこいいサイディングだと思っています。
もうひとつは「詩」です。
谷川俊太郎先生の「黄金の魚」
僕が3年前に書いたブログの中にテーマとして書いた「詩」なんですが、
これが根強い「キーワード」になっています。
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おおきなさかなはおおきなくちで
ちゅうくらいのさかなをたべ
ちゅうくらいのさかなは
ちいさなさかなをたべ
ちいさなさかなは
もっとちいさな
さかなをたべ
いのちはいのちをいけにえとして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない
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この詩を聞いた時、その時の感想を表現する言葉が見つからなくて
ただただ、世の中とは「大きな渦」の中でみんな一緒なんだ・・と。
今、不自由なく暮らせている人も
今、笑って食事をしている人も
その時間は、大きな流れの中で、
少なからずとも誰かから「与えられている時間」なんだと・・・
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当時のブログで書いた文面のままですが、
確かに近頃も同じような事をよく考えさせられるし、ブログにも書いたりします。
「キーワード」って、こう考えると面白いですね。
その時代、その時代の特徴が「言葉」になっていきます。
しかし・・・
僕はずっとおんなじことを言い続けてきているんだなあ・・・って
昔のブログを読み返して思います。
進歩ないなあ・・・
by Santa
そうそう・・・次に公開する「企画物件」はこの
「キャスティングウッド」を使って雰囲気を出しています。
場所は、おいしいおうちとしては珍しく「戸塚」です。
田んぼに囲まれたのどかな場所にある土地で、
「企画入れてくれないかなあ」って事業主さんに依頼を頂きました。
この事業主さんも「建売住宅」にはしたくないっていう希望があって、
更地の状態でお客さんがイメージしやすいパッケージを創って欲しい・・と。
ありきたりの間取りは入れていませんよ!
まるで「ミュージアム」のような大胆なリビングにしています。
だけど全体の雰囲気はよりナチュラルに。
だって廻りが田んぼですから・・・
のどかな場所だけど、通りに面していて、出来上がるとかなり目立つ場所です。
そっち方面の暮らしに興味がある方は、お楽しみに・・・
近日中に公開します。
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