引田法律事務所
引田法律事務所から、通知書が届いたんですが・・・というご相談を受ける事がよくあります。
※多くの債権会社から債権回収の委託を受けている事務所です。
依頼会社が「日本保証」で原債権者の武富士との契約に基づく債権を承継したとして、請求されているケースが多いです。
（原債権者が楽天カード・債権者がパルティール債権回収の分もあります）
原契約が「武富士」ですから、その大部分がかなり年数が経過しているものが多く、時効になっている案件と考えられます。
※ただし、訴訟を起こされて判決が出てから１０年経過していない
場合は時効援用できません。
ただ、時効になっていても”時効を援用します”という意思表示を
しない限り、借金は消滅しません！
引田法律事務所からのケース
長年、何の連絡もなかったのに引田法律事務所から「受任通知書」・「通知書」などが届くという方が多いようです。
そのうち「自宅訪問のお知らせ」が届いたり、中には別に添付された「返済計画表」が作成されて、署名・捺印欄があり、送付するよう、書かれているケースもあります！
時効援用できるケース
ご相談の中で書類が届いている段階であれば、”時効援用の内容証明”を引田法律事務所に送付することで借金が消滅する可能性が高いのです。
時効援用できないケース
「フリーダイヤルに電話してしまって、支払いができないと言ったんですけど」
というお話しも聞くことがあります。
○月○日までに連絡してください
と書いてあったので、慌ててしまって・・・
とのことですが、電話をして「以前武富士に借りていたことは認める」旨の発言をすると「債務の承認」となってしまい時効の援用ができなくなってしまいます！
最近のケース
近頃は
コンビニ決済サービスのお知らせ
とのタイトルで
「今回、コンビニ払い込み取扱票を同封させていただきますのでお近くのコンビニエンスストアよりお支払いが可能となります。」
との記載がある請求書が送られたりしている方もあるようです。
時効援用の要件
❶ 連絡もしていないので、5年以内に債務の承認はない
❷ 裁判を起こされたことはない
という方は時効援用できる可能性があります。
”フリーダイヤルに電話する”のは待たれた方がいいでしょう。
補足
なお、引田法律事務所は
アウロラ債権回収（委託元ＳＫインベストメント）
原債権者 三和ファイナンス アイク ディックファイナンス等
パルティール債権回収
原債権者 楽天カード アプラス
等の債権回収も代理人として行っています。
同様に文書がきても上記❶ ❷に該当する方は専門家に相談された方がいいと言えます。
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