オリエントコーポレーション（オリコ）と住宅ローン
Ｓさんは住宅ローンの申し込みをして、審査で融資を断られてしまいました。
「負債が残っているようです。」と担当者に聞いたので
ＣＩＣの信用情報を取ってみたところ”オリエントコーポレーション”
がクレジット情報に載っていたそうです。
ファイルの保存期限は５年
「すぐ消えますか？」「契約まで１０日しかないんです」と話されますが、ＣＩＣのクレジット情報については、”ファイルの保存期限は５年”です。
※債務消滅後（完済もしくは時効消滅等で）、５年間残ります。
時効の援用が成功すると、
時効処理として債権放棄がされますから
ＣＩＣに延滞情報として載っている残高は０になり
支払状況は、完了となります。
「この方には、現在負債は存在しない」
ということは確認できるので、一般的なクレジット・ローンの審査は
通りやすくはなるといえます。
ただ、住宅ローンは高額なので、かなり難しいといえるでしょう。
この点は、
ローンの専門家ではないので、わかりません。
Sさんの場合
Ｓさんの場合、それまで一度も督促状がきたこともなく長い期間が経過していました。
「保有期限の５年は仕方ないとしても残高が０になった証明が
必要です。」
というＳさんのご希望で
司法書士代理人としてオリエントコーポレーションに時効援用手続きを行いました。
結果
結果は成功
で
Ｓさんに”オリエントコーポレーションの残高証明書（0円）”と
内容証明等の書類を郵送し、終了しました。
オリコはほぼ５年残る
「時効援用しても、住宅ローンには５年融資が通らないなら」とあきらめる方もありますが・・・
完済するか
時効の援用をしない限り、ＣＩＣに信用情報がいつまでも残ったままで、かつ借金も増え続けます。
❶ 最終返済から５年以上経過している。
❷ 裁判は起こされたことがない
❸ 裁判をおこされたが、そこから１０年経過している
という方は、検討されていいかもしれません。
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