こんにちは。
大阪府枚方市(ひらかたし)のちょっとオモシロイ
実はすっごいコダワリの食料品店 きしな屋 です。
ここ何日間か、ちょっと肌寒い日が続いていますね。
寒くて、しかも風の強い中、八重桜が満開を迎えていました。
花が大きい分、八重はみごたえがありますね。
ところで、
今日はごまの話。
食品メーカーで働いていたとき、
お惣菜の開発をした時期がありました。
いんげんのごま和え
スーパーで、プラスチックのトレイに入って売られている
すぐに食べられるお惣菜です。
日本のお惣菜に、ごまって本当によく使います。
きんぴらごぼうにはすりこま、白和えにはねりごま、みたいな感じで
煮物でもサラダでも何かしら入っている、ごま。
お惣菜を盛り付けて、何だかぴんとこない時は
「とりあえず、ごまふっとこうか。」みたいな(笑)
日本の食卓に欠かせないごま。
あ~。おいしいほうれん草のごま和えがたべたいなぁ。
(こんな時、だれか作ってくれたら最高にうれしいですね)
でも日本のごまの自給率って、実は1%未満。
1%よりずっと低い、0.1%なのです。
つまり、残りの99.9%は外国から買っているということですね。
さて、どこから来ているかというと。
中国やパラグアイ、ミャンマーのものが多いようです。
私がお惣菜の開発していた頃も、
パラグアイ産のごまを使っていました。
99.9%が輸入品なら、
生まれてから国産のごまを食べたことない人も
結構いるんじゃないでしょうか。
ところで、その国産のごま、
味はどうなんでしょうか??
そもそも国産と輸入品
ごまの品種が違います。
日本に昔からあるごまの品種は「在来種」と呼ばれます。
「在来種」のごまは、外国の品種と比較して、
小粒ですが、香りが強いのが特徴です。
ごまの風味がいいんですね~。
また、輸入品が外国で収穫されてから日本に辿りつくまでには
たいてい何ヶ月もかかるのですが、
その間にごまの風味は少しずつ失われます。
あまり気にしない方が多いけれど、
ごまにも鮮度があって、
やはり新鮮なものほどおいしい。香りが強いのです。
結論として、
国産のごまは、香りたかく、おいしい!
100円均一でもすりごまが売られていたりしますが、
個人的には、あの香りの弱いごまをいっぱいかけるより、
国産のおいしいごまをちょっとかけたほうが、おいしいと思うのです。
バイヤーがごま大好きなので、
当店、ごまの品揃えは充実しています(笑)
鹿児島県産の金ごま、白ごま、黒ごま、
ねりごま白、ねりごま黒。
市場シェア、0.1%の国産のごまです。
おいしいごまで、おいしいほうれん草のごま和え、
作りませんか??
最後まで読んでいただいてありがとうございました。