こんにちは。
大阪府枚方市（ひらかたし）のちょっとオモシロイ、
実はすっごいコダワリの食料品店 きしな屋 です。
最近、きしな屋の敏腕バイヤーK（笑）が、岡山に行ってきました。
（※きしな屋の敏腕バイヤーKは、全国津々浦々を渡り歩き、その土地土地で
とびっきりのおいしいものを見つけてきます。
そして、そのおいしいものを作っている人にお会いし、
作っているところや、商品に込めた思いをお聞きして帰ってきます。
それを集めたお店が「きしな屋」であります。）
いや。
岡山での収穫は大きかった！
おいしいものの多いこと、多いこと。
バイヤーK帰宅後、我が家ではしばらく、
サンプルでいただいたもの、買ってきたものの
試食会が続きます。
新しいおいしいものに出会うって、
何て幸せな時間なんでしょう！
その中で、もうすぐきしな屋の店頭に並ぶ予定のものをご案内します。
①倉敷鉱泉の調味料類
倉敷鉱泉：もともとサイダーを主に作っていたメーカーさんです。
現在は、素材本来の味を生かした味作りをモットーに、サイダー、
ドレッシング、ソース、たれ類を製造しています。
ここの商品の多くは、化学調味料を使用しないで
作られています。
今、スーパーで売られているソースやたれ類には、ほとんど
「調味料（アミノ酸）」という表示があります。
「調味料（アミノ酸）」というのは、分かりやすく言えば
「味の素」に代表されるグルタミン酸ナトリウムのことです。
グルタミン酸ナトリウムは、「旨味」と呼ばれる味の代表的な成分なので
これを入れると、食品は劇的に「旨く」なります。
かなり塩辛いものでも、グルタミン酸ナトリウムを加えてやると
ツンツンしたしょっぱさが無くなって、まろやかおいしくなります。
本当によく分かるのですが、
食品を作る者にとって、
「調味料（アミノ酸）」はすごく便利な調味料なのです。
でも、コレを使いすぎると、素材の持ち味を生かした味というよりは、
単に味付けがおいしい、
同じような味になってしまうのも事実です。
アミノ酸の味は、一口食べてすぐに「おいしい！」と分かる
パンチのある味なのですが、
インパクトのある味はすぐに飽きてしまいます。
アミノ酸を入れるのが悪いとは思いませんが、
いい素材を使えば、
入れなくてもおいしいものが作れます。
材料費を抑えるために、
そんなにいいモノばかり使っていられないという事情はよくわかるのですが。
倉敷鉱泉さんのたれやソースは、
総じてあっさりしています。
一口目にインパクトのある旨さではありませんが、
ずっと食べ続けていられそうな、
シンプルで飽きない味です。
素材の味を生かすってこういうことなんだな、と
改めて実感した調味料です。
岡山での大きな収穫は、もうひとつあるのですが、
ちょっと長くなりそうなので、
それはまた次回に。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
大阪府枚方市 鍵屋別館