ロングプロフィール、後半です。


卒業後、一人暮らしの経験もないまま22歳で結婚、

はじめて家計を預かることになる。



知識0、経験0の状態で途方に暮れたその時

ふと耳にした「お金はいざというときのために

あらかじめ取っておいたほうがいい」

というアドバイスに希望を見出し、

少しずつ積立貯金を始める。



それを継続して行うことが結果的にやりくりにつながり、

何かしら大きな支出があるときも

それで切り抜けられたことから次第に

家計の運営に自信がついていく。





夫のいくつめかの転勤先で保険会社に勤務。

会社からいろいろな資格取得を求められたとき、

内部資格だけでなく外部資格もしっかり取っておけば

また住む土地が変わったとしても役立てられると思い、

ファイナンシャルプランナーの資格取得に挑戦。





退職後、取得したファイナンシャルプランナーの資格と

自分の特性を活かして何かできないかと考えたとき、

昔から子どもが好きだったことと

自分も2人の子の育児を経験してきたことから、

子どもを対象にしてお金の教育をしてはどうかと考えつく。



わたし自身、結婚した当初は家計運営の右も左もわからなかった。

結果的に最悪なことにはならずにすんだものの、

一歩間違えれば危なかった。


実家ではあんなにお金の話を耳にしていたのに

なぜ自分では扱い方を学んで来なかったのか。


せめて結婚前に家計運営のしかたくらい勉強しておくべきだった。


あぁ、昔の自分に膝詰説教してやりたい…!



そんなことを考えているうちに、

「子どもが小さいうちから家庭でお金の扱い方を

勉強できる機会を、わたしがこれからいろいろな

お父さんお母さんたちに提供していったらいいのではないか?」

と考えるに至る。



kodomo


こうして2003年に子どもを対象とした

お金の教育アドバイザーとしての活動をスタート、

親子ワークショップや学校などでの講演活動を展開。


たくさんの子どもやその親と接したことで、

各家庭でのお金に対する考え方も、

子どもがお金を持ったときのその扱い方も、

じつにさまざまであることを実感。


もっとひとつひとつの家庭、

ひとりひとりの子どもに合わせたアドバイスやサポートを、

それも長いスパンでできないだろうかと考えるようになる。





2015年、「家庭でのお金の教育を継続的にバックアップ」

をコンセプトに、

個人相談や定期開催講座などの新メニューを考案、順次展開中。