【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊

オンラインイベント翌日、まだチェンコンで仕事をしていると…
ガーン『山火事が発生したらしい。オイスカの植林地ではないけどホイエン村の裏側の山が燃えてるから、スティンが今消火に行ってる』との連絡が…。
何も手伝いはできないけど、現場へ急ぐ。


ここは村の裏手にあり、果樹やチークの森が広がっていた。

その山道を登って行くと…


やがて焼けこげた山肌が現れる。


炎も現れた!でもここはもう鎮火気味の場所。


もっと奥がやばいらしいから、先へ進む。


真っ黒い煙が立ち昇る場所にたどり着くと…


下の方では真っ赤な炎と村人が見える。滝汗


果樹栽培の水やり用のホースで勢いよく水をかけ続け、格闘している。

たまたま果樹園で水のある場所で良かった。水が無ければもっと燃え広がっていたよ。


茅やススキのような草むらに火が入ると、一気に炎の勢いが増す!

メラメラと燃え上がり、その音も熱もすさまじい。


パーン、バーンと爆発音も聞こえてくる。

竹が燃える音だという。


煙が空へと向かい、焼けこげた燃えかすが舞い上がり、また落ちてくる。


まさに、これが山林火災の現場であり、大気汚染の現場だ!滝汗


立ちすくむタイねこ…。

火事が怖いというよりも、傾斜が怖い…。チーン

あまりにも急すぎて、動くと滑り落ちてしまう…。ゲッソリ

乾燥しすぎていて地面がカラカラでますます滑るのだ。

こんなところでも素早く消火作業をする山岳民族の村の人たち、マジですごいわ!


これは焼畑ではなく、不幸な山火事である。

もしかしたら違法に焼畑をした後の延焼という誰かの仕業かもしれない。でも少なくとも私たちとずっと一緒に森を作ってきたホイエン村の人ではない。彼らにとって、今火をつけることがどんなに危険で、不利益にしかならないか知っているからだ。事実、この火事騒ぎで村中が大変な思いをしている。


消火作業を終えてウツロな目をしているスティン君、ペット君、そしてヤットさん。


この火が完全に鎮火して、これ以上の被害が出ないことを祈るしかない。

北部タイにおける山林火災をどう食い止めるか、私たちにとって大きな壁のような課題なのです。

乾燥させない森づくり、これも大事なのだと改めて感じたよ。その話はまた後日…。


このチェンコンで森づくりのためのクラウドファンディングやってます!

どうぞご支援をよろしくお願いします🙇



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