【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊】
さて、無事にタンブンも終わり、片付けもみんなで一気にやって、その後も基地のメンバーでボチボチと片付けた。
柵なしベランダの朝のコーヒータイムは最高のバードウォッチングタイムで、その時間だけはホッとできる至福の時間だった。
でもこうした間にも、とある猫事件が起こり続けていた…。
それは猫の連続死亡事件!
その理由がわからない中、タンブン準備と当日の大騒ぎで、プーが失踪!
そうなることを予想できたので、比較的涼しい2階の部屋で扇風機を回しっぱなしにして隔離していたんだけど、タンブン準備中の基地は無法地帯。
基地を走り回る子ども集団が部屋の扉を開けて、プーは驚いて逃げ出した模様…。
泣きそうになりながら、チュールの歌を歌ってあちこち探し回る変な日本人タイねこ。何十人もタンブンの準備に来てたけど、そんなことは構ってられない。
プーの命の危機なのだ!
見つけたのは基地の床下。賑やかな場所から身を隠すために、狭くて暗い床下に逃げ込んでいた。
でもそこは野良たちの住処でもある。
前回はここでノミを付けてきた。
そして今回は、野良たちの間で謎の恐ろしい流行病が確認されている。
プー、頼むからそこから早く出てきて〜!
謎のはやり病、タンブン準備中にも何匹もの猫の亡き骸を見つけた。基地の床下にいた半野良の子たちだった。
これは元気なときの写真。
床下から出てきて基地のベランダに寝そべっていたこの子たちが、ほとんど見られなくなった。10匹くらいはいたのに。まあ、タンブンの大騒ぎにびっくりして逃げている子もいるだろうけど。
プーはやっと床下から出てきたと思ったら、すごい勢いで走ってまたどこかに隠れてしまう。『そのうちお腹が空いたら戻ってくるよ』というご近所さんの言葉は正しいとも思うけど、そんな悠長にしていたら感染してしまうかもしれない。プーちゃん、今はお外は危険だらけなんだよ〜。
早く戻っておいで〜。
『チュールチュール〜』と歌い続けていたから、子どもたちもマネして歌い始める。
いつもならチュールソングですぐに近くにやって来るのに…。
『チュールどこ〜』と言いながら…。
さて、猫のはやり病なんだけど、ご飯を食べなくなり鼻や口から血を流す。そうなったらもう翌日には死んでいる。村でも猫がたくさん死んでいるという。
少し前に保健所で野良猫たちに注射をしていったらしく、注射をした子が軒並み死んでいくとは村の人の見方。狂犬病の注射だったらしいけど、この暑さ!
ワクチンと猛暑で身体が弱った?(タイねこの適当予想)
基地の池の魚もあまりの暑さに何匹も死んで浮いてきた。
それにしても恐ろしい状況である。
基地にいるこの子たちは外に出さないように細心の注意をしていたのだ。
ミーナーはあんまり自分でも外に出ないけど、プーはまだ子どもでヤンチャだから閉じ込めていたのに。
最後はオジョウに頼んでみる。
『オジョウ、プーちゃんはどこにいるの?探してくれる?』
すると、プーはしばらくして見つかった。オジョウありがとう!
こうしてすったもんだの基地生活は次から次へと何かが起こりながらもドタバタのうちにも色んなことができた。
1ヶ月前はまだ屋根と柱しかなかったここが…
数日で壁ができて
ちゃんとしたトイレ付きで前よりも涼しい部屋になった。
部屋の引越しも済ませて、基地のおじいちゃんはすぐにトイレに行けるようになった。部屋も広くなって長椅子やベッドも入り、普段の寝起きや立ち上がりも楽になった。
管理人のおじいちゃん、おばあちゃんとタイ正月、ソンクラーンの儀式を行いソンクラーンが始まる頃に基地を後にします。
最終日、鼻血を出した床下の野良の黒猫を見かける。この子もきっとダメだ。胸が痛すぎる。助けることも触ることもできないけれどもせめてお水とご飯をと、寝ている場所に置いてきた。
動物たちにとっても厳しい夏の猛暑が続く。
でもプーとミーナーはオジョウが守ってくれてる気がする。
オジョウ、今回もありがとうね。
また来るね。