【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊】

9月、東北タイのスリン県とバンコク、そして東北タイのコンケンを行ったり来たり。
相変わらずのジプシー生活です。

車の中でもぐっすりプーちゃん。


さて、まずはアユタヤから。

前田建設さんが今年はアユタヤを訪問してくれます。

バンコクから比較的近い場所での活動を希望され、アユタヤ担当のオッブさんが頑張ります。

現場確認と調整を手伝います。

川沿いにジャワプラムの木を100本植える計画なのだけど、その川沿いに鳥の巣がいーっぱい。可愛らしい黄色の鳥たちが飛び交ってます。

野鳥の宝庫で田んぼにも鳥たちがいーっぱい!

この豊かな生態系を保全するために、鳥たちの餌にもなり人間も食べられるジャワプラムの木を村の人たちは植えたいのです。いずれはたくさんの実をつけて、鳥たちが集まり飛び交う川を小舟から見られるエコツアーを展開したいのだとか。

いいね、夢は膨らむね。

参加する学校を訪問して校長先生とも打ち合わせて帰る時、子どもたちがたこ焼き作りをしていた!

最近タイでも屋台などで売られていて人気のたこ焼き。

『ほら、たこ焼きのオリジナルの国から来たよ〜。』とか言われたけど、タイねこはお好み焼き派で自分でたこ焼き作ったことないし、そう言われても〜…。

作ったことないけど、なんとなく水多すぎてビシャビシャな気がするけど…。

でもいいんです。みんなで失敗して考えて、じゃあどうする?っていう学びの場としてのたこ焼き作りなのだそうです。

美味しいたこ焼き作って食べてね!

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次の視察先はタイの企業で日本のMUFGさんを親会社とするアユタヤ銀行の支援するバーンライラーオ村。

ここでの植林は7月末。タイねこも来たかったのだけど、まだ足が不自由すぎて杖をついていたのでかえって迷惑になるだろうと諦めたのだ。だからこそ来てちゃんと見たかった!

立派な看板がありました。アユタヤ銀行さんは大口の支援者で、チェンコン郡だけではなくメースアイ郡のこちらも応援していただいている。

タイ国内の支援企業なので、このプロジェクトは調整段階でもタイ人スタッフたちが前面に出て頑張っていました。これぞ求めていたカタチ!

日本からの支援にも大きな意義がありますが、タイ国内でも大口の支援が得られるようになったこと、これはまた別の意味で素晴らしいことです。

この流れを何とか保ちたいものです。

ここでも待ってくれていた村長さんから、お話を聞きながら見てまわります。

ここもまたとてもよく根付いてます。

この村でもやはり食用となる樹種が多く、ジャックフルーツ、アカキワタノキ(ギウデーン)、タマリンド(マカン)、アップルスター、そして根元にキノコができるヤンナーなどが植えられました。数年後が楽しみ!


村長さんによるとここは10年ほど前までは豊かな森だったのだけれども木々が伐採されて2年前までとうもろこし畑が一面広がっていたそう。そして改めてここに森を取り戻すために森づくりを始めたいと村の方々は考えたのだ。


しかも焼畑による森林火災も多く、この辺りに広がっていた天然の森もたくさん喪失してしまった。今でも少し行くと豊かな森が残されていて、野鶏やイノシシなどの野生動物やきのこやたけのこなどの自然の恵みもあるそうだ。だとすると村はとても大きな損失をしてしまったということでもある。また豊かな森を取り戻していきましょうね、村長さん。


村長さん『村の皆が参加して一緒に取り組むこの活動は素晴らしい。私たちは森に支えられ、森を支えてきた。人と森が共に生きられて、木々から恵みが得られるようにしていきたい。』

そんなふうに語ってくれました。


この村長さんの村ならきっと大丈夫!

『私たちは森を作ることが最終目的ではありません。森づくりによってこの村のコミュニティを強くし、人々の暮らしが少しでも豊かになり、安心して暮らせることを目指しています。だから一緒に頑張りましょう!』

そうお伝えして山をくだりました。


視察先はどこの村も話していてワクワクする素晴らしいリーダーたちでした。後はオイスカがどこまで導けるか。村長さん、ともに頑張りましょうね!

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さてさて、大学生たちとサマイさんがアカ族の村で頑張っている間の植林地訪問まで時間は戻るよ。

アカ族の村でのキリスト教の日曜学校はタイねこ的にはとても興味深くて、この後の村でのことにもワクワクしたけど、後ろ髪をひかれながら他のプロジェクトの村へ。

東京からのナオさんの案内でもあるし、今年まだ行けてない現場をちゃんと見ておかねば!


まずはJACさんのプロジェクトのあるホワイキーレックマイ村。

足の長いかっこいい看板が出来てた。

そして村の方々が大勢集まって待っていてくれました。

まずは一言お礼を申し上げて、それから現場を見てまわります。

今年は2年目の現場で6月の半ば過ぎに植えた植林地です。1年目も2年目も、ある樹種を除いてはとてもきれいによく育っています。

村からの要望で植えているアカキワタ(ギウデーン)の木やマクウェンの木、そしてジャックフルーツやタガヤサン(キーレック)。どれも花や実、葉や若芽などが食用になります。植えた時にはまだほんの小さな苗木だったそうですが、今では場所や種類によっては人の背丈ほどに成長しています。

タイの胡椒と言われるマクウェンの木。漬け物で食べたことがありますが、肉料理などといっしょにいただくととても良いアクセントになります。


唯一うまく成長していないのがこれ、モリンガ(マルン)の木。

昨年もうまくいかなかったので、今年は特に土が柔らかく良い土壌の場所を選び、堆肥も入れてみました。が、やっぱり活着はイマイチです。


通常、モリンガはどこでも育つと言われていますが、森の中に植えることはなかなかないので試行錯誤の連続です。

村の方々と来年の再トライはどうするかなど、話しながら見てまわります。

モリンガは特に二酸化炭素の吸収率が高く、しかもその栄養価の高さからスーパーフードと言われ世界中で注目されている植物です。タイでもよく見る木です。なのになぜかうまくいかない…。村の皆さんも何とかこのチャレンジを成功させたいと頑張っています。

今年、村では昨年の反省から森づくりをチームで進めることにしました。村全体で行うよりも少人数でより質の高い森づくりをしていこう、ということになったのです。

今回来て待ってくれていた村の方々がその森づくりメンバーの主な方々なのだそう。とっても心強いチームです!


自治会の方や副村長さんが言いました。『この森はやがて食べ物の宝庫になる!植えたのは全て食用になる樹種です。本当に今から楽しみです』

こうやって村の方と話していると感じることがある。それは確かな手応え。それはちゃんと苗木が活着しているかどうか、ということよりも、村をあげてどれだけ森作りに本気になっているか、ということ。その手応えを感じるとワクワクします。

この村にもまた森づくりを通じて素敵なドラマが生まれそうです。

そして視察は次の現場へと急ぎます。

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スタディツアーのまとめです。

大学生たちからは活動ごとに代表で1人から感想を聞いて、その度に『うん、ちゃんと伝わっている』と感じられて嬉しかったのだけど、改めて文字でみんなにまとめてもらった。
嬉しいこといっぱいすぎたので、ここでも紹介したい。

おねがい『植林活動がただ木を植えるだけの活動ではないと気づき、その背景にある地元の方々の努力やコミュニティについて知ることができました。今後も、綺麗事に感じることに対しても一度挑戦をし、自分の目で見て手を動かすことで視野を広げたいと思います。』

植林なんて綺麗事だと思っていたけど、現実としてちゃんと実感できたんだね。

照れ『現地の人々の声をよく聞くことで、長期的な信頼関係を築く大切さ学びました。そのため、仕事選びでは、「現場主義」であることを1つの軸にしたいと思いました。』

うんうん、現場はとっても大事。現場から離れたら真実から離れてしまうよ。

おねがい『実際に植林をしたり、環境について考える活動をしたりする中で、環境を守ることは単に自然を保全するだけではなく、地域の人々が一緒に活動することで、互いの絆を深める場にもなっていることが印象に残りました。環境保全をきっかけに、世代を超えて地域の人々が協力し、つながりを深めている姿を実際に見ることができ、とても素敵だと感じました。日本で普段生活していると、環境問題を「自然を守ること」という視点だけで考えてしまいがちですが、現地では森林や農業などの自然環境が、人々の生活や収入にも直接つながっていました。そのため、環境保全と人々の生活を切り離して考えるのではなく、地域の暮らしや文化と両立させながら取り組むことが重要なのだと学びました。』

そう、環境だけに目を向けるのではなく、そこに住む人々の生活に目を向けることが大事。農業や仕事や文化や習慣。それら全てが繋がってくる。その事をちゃんと学びとれたね。

おねがい『便利さや速さ、快適さが求められる現代社会では、効率よく物事を進めることが当たり前になっていますが、現地で人の手によって一つひとつ丁寧に行われている作業を見て、人の心がこもった行動は、作業そのものだけでなく、周りの人の心まで豊かにするのだと感じました。何でもお金で解決できるわけではなく、人と人とのつながりや、誰かのために行動する気持ちには、お金では得られない価値があると感じました。』

忙しい日本では忘れがちだけど、体験から大切なことを感じられたね。

おねがい『人生で一番と言っていいほど素敵な経験をすることができました。この経験から、挑戦する前に「自分には無理かもしれない」と決めつけるのではなく、まずやってみることが大切だと学びました。活動を通して、海外ボランティアや国際協力を「自分とは関係のないこと」として外から見るのではなく、「自分ならどうするのか」「自分にも少しでも協力できることはないか」と考えることが大切だと感じました。これからもさまざまなボランティア活動や人との交流に積極的に参加し、自分にできることを考えて行動していきたいです。今回の経験をきっかけに、これからは「怖いからやめる」のではなく、「どんどんチャレンジする!」を選択していきたいです。どんどん新しいことを取り入れ、たくさんの人と出会い、さまざまな経験を積み重ねることで、自分自身の可能性を広げていきたいです。』

うんうん、はじめの一歩!勇気を出して踏み出してくれてありがとう。

他にもたーくさんの嬉しい感想があって紹介しきれないけど、みんながこの短い期間に色んなことを考えて、感じて、たくましく成長しているのがわかった。
これからのみんなが本当に楽しみです♪

日本の宝たち、未来に向かってどんどん進め!
そしていつかどこかでまた会おう!

【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊】

学校での活動を終えて村に帰ると、その日の夕食は村長さん宅でのパーティーです。


シャワーを浴びて身支度をしてから、村のみんなや娘たちが集まってきました。

お料理も一緒に。この日の夕食は各家で作った心尽くしの手料理を持ち寄ったもの。村のみんなの愛が詰まった夕食会です。

前日、アカ族の刺繍を教えたくれたり民族衣装を着付けてくれた彼は彼女となり、得意のダンスを披露してパーティーの場を盛り上げてくれました。

オイスカのアイドルたちも一緒に踊ります。彼女たちはフォーチュンクッキーでお礼のダンス!

最後はみんなでそれぞれの願いを込めてランタンを空へ。

タイにできた新しい家族が幸せでありますように。世界が笑顔で溢れていますように!
みんなの未来が明るく、素晴らしいものでありますように!タイで待ってるからね。また来てね。
村長さんは言いました。『わずかな期間だったけれど、この小さな村でともに過ごした時間は私たちにとって大切なものです。ありがとうございました。』
それは大学生たちにとっても同じです。村のみんなが寄り添い合い、愛し合って暮らしている姿からたくさんの学びを得ました。

このスタディツアーの主な活動は全て終了。頑張った卒業記念にグリーンパスポートとこの村で作られたアカ族の刺繍の小物入れを一人ひとりにプレゼント。

ありがとうね。また来てね。


お別れの朝、ステイ先のお母さんにお礼の挨拶をしてこの村を後にします。

日本ではできない貴重な体験、貴重な気付きをありがとう。

こうして、12人の挑戦、スタディツアーは無事に終わりました。


この後は涙のまとめの会と簡単な観光をしました。次は彼女たちがこのツアーで何を感じ、何を思ったのか、感想を少しご紹介します。