【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊

前回の続き…。
さて、スック寺での植林を終えた後、このスック寺のご住職の師匠だった大変有名な高僧のお寺が近くにあるというので、オッブさんが運転する小さなオイスカ号で行ってみた。

ワットタコー。(タコー寺)

(*後で有名なお坊さんのミイラ写真出てきます。苦手な人はご注意ください)


学校の先生が案内してくださる。

先生、今日は一日私たちのために学校を休んでくれていたよ。


このお方が大変有名なタコー寺のルアイ和尚。

非常に霊言あらたかな和尚だったらしく、和尚のお守りは全国的に大人気らしい。


そのルアイ和尚、2017年に亡くなられた後、100日間もの間お寺に安置していたのだけど何の特別な処置もしなかったのに、遺体は腐ったり腐敗したりせず、ミイラ化したのだという。

それでそのままこうしてガラスのケースに入れられて遺体が安置されている。

その後も仏様はなぜか白く輝くように変化しているのだって。普通ミイラ化していくと皮膚が黒くなっていくのだけど、お顔がどんどん白くなっているらしい。すごい不思議。信者たちのルアイ和尚への信仰はますます厚くなっているんだって。

さっきの植林地の和尚さんはこのルアイ和尚の最後の弟子だった。有名なお坊さんの弟子もやっぱり素晴らしいお方だった。


遺体を安置されている場所の扉の一つを見せて、先生が教えてくれた。

『この扉を作った職人さんは、国王陛下9世のご崩御の知らせを受けて9の文字のような模様をひっくり返したんだよ』

確かに!

扉の上の部分の丸々した模様はタイ文字の9『 』を反転させたように見える。

これ⬇️

なるほど〜。

これは言われてみないとわからないね。


先生もルアイ和尚のおそばにおつかえしていたらしく、いろんなことを知っていて、私たちを丁寧に案内してくれた。


とても広くて美しく、見どころのあるお寺で、しかも有名な和尚さんのお寺なので、アユタヤで遺跡に飽きたら行ってみるのも良いよ。(少し遺跡群のある街から離れてるので、移動手段は必要)

ここ⬇️


普段はすんごい人らしいのだけどこの日は比較的空いてました。

スック寺へ植林したからルアイ和尚が人払いをしてくれたのかなあ。


ルアイ和尚、どうか今年も良い仕事ができますように。

そして日々感謝して過ごします。


九電労組さん、準備してくれた先生、スック寺のご住職、オッブさん、ありがとうございました。



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