バンコクから移動するにあたり、やっておきたいことがあった。
厄除け…。
年明け早々、怪我が多すぎなのだ。
単なる老化現象による不注意、という話もあるけど滝汗、まあ疫病も流行っているし今年一年の厄祓いをしてもらおう。

ってことで、やって来ましたタイで一番有名らしい厄除け寺。

前にも紹介した中華街のワットマンコン寺だよ。⬇️
地下鉄の駅から徒歩1分。駅名にもなってる。
私の場合は対岸の事務所から船で渡って、歩いて15分。

入り口にあふれる人混みで一瞬ひるんだけど、検温と入場登録のための行列で難なくクリア。
いつもは奥のピンクのベールの仏像とか、迫力ある仁王様みたいなのとかまで見られるけど、今はコロナで入り口の厄祓いのところまでしか入れない。

まずはお札をここ⬇️で入手。
一人100バーツ(およそ350円)。
お札はこれ。お札というか冊子になってる。

これにお祓いする人物のことを記入していくのだけど、記入台のところにある指示に従って書く。
まずこのページ。
青い線のところに名前を書くよ。
縦に漢字で書いても良いと思う。
中華系のお寺だし、神様はきっと何語でもわかってくれるはず…。

そして次のページ。
生年月日と年齢、干支などを書くよ。
注意すべきは年齢。
実年齢ではなく、数え年を書く。
机の上にある表を参考に、自分の数え年を確認すると良い。
ゲゲッ‼︎ポーン
まだ年明けですぐだから実年齢よりも二つも上だよ!
この表では仏暦と照らし合わせているから、まずは西暦に543を足して自分の生まれ仏暦を計算してね。

やれやれ…。デレデレ
と、安心してもいられない。
更なる関門は生まれ時間‼︎
知らんよ、そんなの…。
そういうときはひとことดี(良)』と書けば良いのである。
時間に限らずわからない項目は全てดีディーで済まされる!
良き年、良き月、良き日、良き時間に生まれた、○○良きさん。
名前までそれで良いらしいよ。
(自分以外の人の厄祓いの場合だよね。苗字忘れた…とか)
でもこうなると、もはや誰の厄払いだかわかんないよ…。滝汗
でもこのゆるさ、タイっぽくてステキ🇹🇭!
神様、広い心で厄を払ってくれてありがとう。

さあ、いよいよ厄祓いだよ。
いつもはもっと奥まで開いてるけど、今はこの赤幕の前まで。
今はお線香も禁止。
その訳は後ほど…。

まずこのタイ語のお経を読むのだけど、外国人にはハードル高すぎなので、心の中で自分でお祈りしよう。
無病息災、家庭円満、ネコも元気、悪いものを全て払ってくだされ〜、ナムナム…。

それからこのおふだを持って全身を頭の上から足の先まで撫でるように回す。
写真の女の子はお母さんにやってもらってるところだけど、後ろの男性は自分で払ってる。
ぐるぐる回すこと12回。
一年12ヶ月分で12回回すらしい。
前はお線香を手にこの行為をしていたらしいけど、前の人に燃え移っちゃってお線香禁止になったらしいよ。
こわ〜。ゲッソリ
厄祓いで火だるまだなんて、シャレにならんよ。

その後おふだは箱に入れて終わり。

今はほんの一部しか入れないけど、むしろ全てがシンプルになっていて簡単。タイでの厄祓い、上の手順に沿って試してみよう!
コロナ対策で入場登録を厳しくしてたし、手洗いもさせたりして、かなり気を使っているのがわかったよ。
前はあった飲食の屋台も全部無くなってた。
私も、お昼に中華街で美味しい飲茶でも、と思っていたけど思い直してそのまま帰宅。
スリンにウィルスを持ち込むことは絶対に避けたいからね。
一年間、元気で無事に過ごせますように。