なかなか終わらないこの旅です…。(笑)

 
舞台はチェンコンヘ。
 
地域の方々との苗木作り、そして過去の植林地の視察などをしていただきました。
皆さん相当に疲れもたまっていたでしょうに、土作り、苗さし、運び屋と分担して頑張ります。
数か月後には、綺麗な苗木になっていることでしょう。
 
この辺りは眼前に一面に禿山が広がり、森作りの成果もわかりやすいです。
そして宮城県支部をはじめ、日本の政府や多くの企業、団体さんが支援してくださった場所。
日タイ両国の人びとの想いの込められた場所。
 
戦後、チェンコンで生き残った岐阜県大垣出身の部隊長の呼びかけで始まった森づくりの場所もあります。
命からがら生き延びて、ここで助けてくれた人びとの為になるように…と、20年以上前に植えられたその森も大きくなりました。
同じ日本人として、それぞれの想いを胸に、見上げていらっしゃいました。
 
私たちの森づくりは、単なる環境保全活動を超えたものだと常々感じています。
森を作り、人を育て、人びとの想いを受け継いでいく作業。
そして環境を守るとともに、生活そのもの、命を守っていくこと。
 
そんな活動の一端に触れていただくことができました。
 
オイスカ宮城の皆さん、福島や各地からご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
 
またお越しくださいね!