乾期、からからに乾いた森は燃えやすく、焼畑やちょっとした火の不始末によって簡単に焼失してしまいます。
オイスカの植えてきた森でも、何年もかけて大切に育ててきたのに山火事の被害であっというまになくなってしまうことが過去にありました。

その対策の一つとして、村人たちによって作られ、守られてきた森の中に小さなダム(堰)を作ります。

川に水はほとんど流れていませんが、堰を作っておけば長い時間をかけて水がたまり、非常時には大活躍してくれるのです。

今回は前田建設さんの支援によって社員さんも参加しての活動となりました。



普段はバンコクにいらっしゃるタイ人、日本人駐在員の皆さんが、田舎の活動地でボランティア体験し、地域住民とも交流します。
ほとんどがタイ人、日本人も長期でタイにいる駐在員なので、文化習慣がわかっているだけに理解が早い。村人との交流も身構えずにすぐできる。



タイの人がタイの人と協力しあうって当たり前のことだけど、そこに立ち会えてうれしいなあ。と、ちょっと新鮮な感動を覚えました。



最後はお決まりの地酒交流。

お酒を飲まない人、疲れた人は薬草のせんじ薬の試飲放題!



そしてみんなで輪になって座り、率直な意見交換。

今年度最後のチェンライでの交流活動、いい活動ができました。