【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊


九電ユニオンさんのプログラムの成功の影に、実は今回は大学生2人のお手伝いがあった。

大学生プログラムを別途実施したりすることもあるけれど、今回は大学生にもお客様ではなくてスタッフとして頑張ってもらいました。


シュン君とコバケン君。

就職が決まり、大学生最後の期間に『何か大学時代に自分でこれをやった!と言えることがやりたかった!』との思いで来てくれた。


単なる観光ではなくて、大学生の若い今だからこそできることをやりにおいで、とおばちゃんはスタッフとして受け入れることにした。

『お客さんではない』ということは、それだけ大変になる。単純にプログラムをこなすだけでもハードだけど、それに加えて仕事がある。準備したり、片付けたり。

期間前も期間後も、そして期間中が一番大変!

朝は参加者より数時間早く動き始めるし、夜はプログラムが終わって戻って来てもまだ翌日の準備が続く。

気も遣うだろうし、2倍疲れるよね。


完全夜型だった大学生にはさぞかしキツかろう。

しかし容赦ない。

社会に出たらもっと大変なことが待っているぞ!


でもおばちゃんは2人のおかげでとても助かった。

サマイさんとオッブさんには日本の研修の続きをやってもらっていたから、準備は完全に大学生2人がサポートしてくれた。



ご褒美に最後にラオ島でのホームステイプログラムをプレゼント!


楽しみにしていた初めての釣り!

人生初の釣りがタイのラオ島で村の少年たちとって、かなり特殊だけどね。


エサはこれ!


島の少年たちが探しておいてくれた海のミミズみたいなヤツ。

この黒いのは葉っぱとか海のゴミ。ゴミで巣を作ってこれが泥に半分埋まっている感じでいるんだって。この白い管はもっと長く泥の奥深くまで続いているらしい。その中にいる不思議な生き物。


中にこの子たちがいるのだけど、ミミズというよりもエイリアン!

顔に牙があってよく見るとなかなかグロい!



この小さなエイリアンをエサに、竿を使ったり、糸釣りしたり。ルット君、全然釣れないと嘆いているけど…。


みんなは次々と釣れます。ニヤニヤ

ラオ島のガキ大将、ベン君。


シュンも釣れた!


コバケンも!


タイねこもたぶん漁師並みに釣り上げて、最終的にはこんなに!

大漁じゃ〜!


すぐさま釣れなかったルット君がさばいてお料理。


ホームステイの夕食を賑わせます。


マングローブカニや島名物のシュリンプペーストご飯ももちろん美味しかったけど、自分たちで釣った新鮮なお魚のガーリック揚げ、これがもうめちゃくちゃ美味しいよ!

一緒に釣った少年たちは恥ずかしがって台所で食べていた。どうせなら一緒に食べたかったなぁ。


食事の後も島の少年たちはこの家の部屋の中でテレビを見ていて…

シュンにっこり『トランプ持って来てたのに、置いて来ちゃった…。なんか一緒に遊びたいなあ…でもテレビ見てるしなあ』

そうか!おばちゃんは慣れすぎて(年取りすぎて…)そういう感覚を完全に失っていたよ。


コバケンとシュン、2人であれこれ相談しているけど、なかなか踏み切れないでいる。その様子も面白い。

このままでは何もできずに終わりそうで、交流したいと考えている2人の気持ちがもったいないから一肌脱ごう。


猫あたまタイねこ『ベン君、せっかくだからさあ、みんなでなんかして遊びたいけど、なんかアイデアないかなぁ?』

ほっこりベン『トランプあるけど…、ダメだよね』

トランプはタイでは賭け事のための大人の遊びというイメージが強いのだ。

猫あたまタイねこ『いい!いい‼︎トランプやろう!タイのゲームと日本のゲームで教え合ってみんなで遊ぼうよ』


かくして、日タイのトランプ交流が始まったのだけど、これがめちゃくちゃ面白かった!

その続きはまた次回…。ニヤニヤ

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九電ユニオンさん、植林だけじゃないバラエティー豊かな活動で地域を盛り上げてくれたのだけど、サラッとご紹介。


マングローブ製品作りの村で活動を視察。

何十年も森づくりを継続して来た村とその女性グループたちによるマングローブ茶やマングローブ石鹸作り、マングローブの薬などの製品を購入してくれました。


そのままその村にホームステイ!

ラノーンに家族ができました!


コンティ島の学校訪問。


ソーラン節に拍手喝采!

先生方、スタッフたち、『いつ練習したの?』と驚いてます。YouTubeで各自練習して前日にみんなで合わせたらしいけど、見事でした!


折り紙で紙飛行機作り!作った紙飛行機で遠くまで飛ばし競争もして大盛り上がりでした!


早朝、カヤックと手漕ぎ伝統船体験。

マングローブの生態を観察したり、エンジン音のない静かな森の中で鳥のさえずりやサルや生き物たちの息遣いを聞きます…、というプログラムなんだけど、若さあふれる隊員たちは大はしゃぎでそれどころではなかったよ。サルも逃げちゃった。ニヤニヤ

ま、それはそれで楽しめば良いんだけどね。


だってほら、昨日まで植林した場所。


自分たちで植えた苗木の上をカヤックで通り抜けるってすごい体験だよ!

植林地がエコセンターから近い場所ならでは楽しみ方だね。


単純に植林するだけではなく、こんなふうに地域の中で活動していくことがまた実は大切なんだよね。

森づくりと普段の生活を関連付けて、根付かせてくれる役割にもなる。


最後までありがとうございました

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今年も九電ユニオンさんが熱かった!

毎年すごく熱いメンバーが来てくれる九電ユニオンさん。

九電ユニオンさんは何がすごいかってその元気さはもちろんのこと、参加者が参加後にもまるでオイスカスタッフみたいにずっと応援し続けてくれること!

だからこそ、10月と11月は九電労組さんの3連チャン受け入れとなるほど応援してくれている。

ひょっとしたらスタッフよりも力を入れて応援してくれているかもしれない。クラウドファンディングのときは寄付集めのためにめちゃくちゃ動いてくれた。

とってもありがたい存在なのです。


その新たなメンバーたち。今年もすごい仲間が来たよ!

オリエンテーションでは、マングローブだけでなくご協力頂いたチェンライ県マイチャルーン村のプロジェクトの話もさせていただきました。(それも労組の事務局から『是非、オリエンテーションで話していただきたい!』と強い要請があってのこと。事務局さん、もう気持ちがオイスカです。)


そんなわけで皆さんには南だけでなく北のお話もさせていただきました。


若さ溢れる皆さん、どんな瞬間も目いっぱい楽しみます。


いよいよ植林という船での道中、現場まで行き着けずにまさかの川を歩いての植林地へ!


どうせドロドロでビチョビチョになるんだし、最初から楽しんじゃおう!


えー!まさかのスタッフの小舟は楽々上陸。

タイねこは川組でゼーゼー言いながら上陸。もう参加者は歳下ばかり…。体力勝負もケアする側で頑張って来たけど、さすがにケアしてあげるどろこじゃない老ねこになってしまったよ。トホホ。滝汗


今回、エークさんが植林の作業について説明してくれました。

少人数の九電さんだからこそできる初の取り組み。グループを4班にわけて、すべてのステップを体験します。


①草刈り作業

植林地の草を刈り取り、整地する一番大変な作業です。

紅一点のピーちゃんも頑張ってます!


②スティッキング作業

紐を一直線に引っ張って植林する場所の目印となる場所を決め打ち、竹の棒を刺していきます。


③穴あけ作業

大きな棍棒を使って竹の棒の横に植林用の穴を泥地に開けていきます。これもキツい!


④苗木運びと植林

苗を運んで植えます。


普段なら一番楽しい作業なのですが、ぬかるんで足が抜けないこの場所ではかなりの重労働です。

ダイエットに大成功したウッチー、泥に足を取られても頑張ってました!


2日間の作業はかなり大変でしたが、作業前に安全確認!九電さんスタイルで士気を高める方法を教えていただき(めちゃカッコよかった!)、それからラノーンスタイルでバッテリーチャージ。


2日で2,200本の植林ができました!

この泥地で、すべてのステップをこなしながら少人数での2,200本!すごいです!


足に怪我をしてしまうという事故もありましたが(すみません!以後十分に気をつけます!)、何よりも皆さんがこの作業を通して気づきを得られたこと、そして地域の方々にパワーを与えてくれたこと、おかげさまで今年もたくさんの成果を得て素晴らしい取り組みになりました。


『とても大変な作業だったけど、皆さんにも協力してもらったことで、私たちはたくさんの元気をいただきました!きっと参加した皆さんも元気になったと思います。そしてこのマングローブの森もまた、これからの未来に向けてのパワーをもらい、やがて大きな地球の力の源となっていきます。これからも森づくりの活動にともに取り組んでいきましょう。本当にありがとう!』

地域の代表の方が最後に九電ユニオンさんに向けて語ってくれた言葉です。


九電ユニオンの皆さん、本当にありがとうございました!


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さて少し時間を遡るけど…。

再びのラノーンです。九電ユニオンさんの植林プログラム受け入れです!(九電ユニオンさん、宮崎支部、有志の御三方に続いてわずか2ヶ月で3グループ目です。めちゃくちゃ応援してもらってます。)

ミーナーちゃん、お姉ちゃんのオジョウを枕にしてくつろいで移動。だんだんと慣れてきて、二代目旅ネコとしての貫禄もついてきた。


今回同行するのは日本からの若者たち。1人は昨日ショックを受けた子だけど、全てが勉強だ、がんばれ!就職前のこの時期にタイで色んな体験中。お客さんではなくスタッフとして動いてもらうように、準備から手伝います!どんな風に成長してくれるか、楽しみだよ😊


ラノーンでは日本での研修を受けてきたサマイさんとオッブさんが、エウさんから計画案の作り方を勉強中。

帰国後、やる気に満ちているうちにフォローアップします。


そんなわけでタイねこは青年を引き連れて受け入れ準備。

ホームステイ先を回ります。


子どもたちも楽しみに待っています。

ホテルの確認、必要なものの購入、道具の準備…。色んなことを駆け足で片付けて、準備は万端!


研修、仕事、受け入れ、それぞれに走り抜けてきたみんな。ほんの少しだけラノーンの新しい温泉施設でゆったり。

ここ、とっても良いのでまた改めて紹介します。


深夜、いよいよグループをホテルで待ちます。

よく動く男子がサポートしてくれるのはめちゃくちゃいいね。大学生のシュン、ここからが勝負、頑張れ!

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足の痺れのその後…。


1週間薬を飲んでもあまり変化なしの右脚のシビレ。『原因がわからないから、MRIで確認しましょう』となった。そんなオオゴトなの!?

タイねこ猫あたま『先生、ほっといたら治らないでしょうか?』

ニコニコ先生『その原因がわからないからね。確認した方がいいよ、』と、先生。


この後はラノーンに行く予定。仕方ない、ラノーンでおかしくなるよりバンコクで確認しよう。


MRIの順番がすぐは取れず、その日の夜に撮ることになった。


一方でこのとき日本から男子大学生が2人来ていて、ちょっと面倒を見ていたのだけど…。

トゥクトゥクに案内されてスーツ詐欺に会う!という事件まで起きていた!

この日は自分たちで1日バンコク観光、だからタイねこはまとまった時間が取れる〜と思ったけどそうは問屋が卸さない…。


ようやくライオンズのおじさんたちのお手伝いが終わって空港から戻って休憩中のヤットさんも駆り出して、詐欺対応…。滝汗

この手の詐欺はタイではよくあって駐在員はだれでも知ってると思うけど、学生観光客だとあっさりと引っかかるんだね。次からの注意事項として覚えておこう。


もしもこういうお店に連れて行かれても買わないか安い商品を適当にその場で買って終わらせる、もしも買ったらちゃんと連絡が取れる形で別れる(仕立てをして後から持ってくる場合)、仕立て終わって後から持ってきた商品はその場で開けて着て確認する!


これを必ずやりましょう。

それで少なくともそこそこの商品は手に入るでしょう。

まあひっかからかないように気をつけるのが一番だけど…。


当の本人はすでにかなり落ち込んでいたので叱らなかったけど、良い勉強になったね。

ヤットさんがいてくれて、被害もほとんどない形に収まってホントに良かったよ。


MRIを無事に終えたタイねこ、詐欺からまともな商品をちゃんともらえた大学生と頑張ってくれたヤットさん、気分を変えるためにもルーフトップバーで一杯のお酒をいただく。

あー、平和で安心な世界だよ。


大学生、1日で天国と地獄を感じたバンコク観光だったのでした…。


やれやれ…。