九電ユニオンさんのプログラムの成功の影に、実は今回は大学生2人のお手伝いがあった。
大学生プログラムを別途実施したりすることもあるけれど、今回は大学生にもお客様ではなくてスタッフとして頑張ってもらいました。
シュン君とコバケン君。
就職が決まり、大学生最後の期間に『何か大学時代に自分でこれをやった!と言えることがやりたかった!』との思いで来てくれた。
単なる観光ではなくて、大学生の若い今だからこそできることをやりにおいで、とおばちゃんはスタッフとして受け入れることにした。
『お客さんではない』ということは、それだけ大変になる。単純にプログラムをこなすだけでもハードだけど、それに加えて仕事がある。準備したり、片付けたり。
期間前も期間後も、そして期間中が一番大変!
朝は参加者より数時間早く動き始めるし、夜はプログラムが終わって戻って来てもまだ翌日の準備が続く。
気も遣うだろうし、2倍疲れるよね。
完全夜型だった大学生にはさぞかしキツかろう。
しかし容赦ない。
社会に出たらもっと大変なことが待っているぞ!
でもおばちゃんは2人のおかげでとても助かった。
サマイさんとオッブさんには日本の研修の続きをやってもらっていたから、準備は完全に大学生2人がサポートしてくれた。
ご褒美に最後にラオ島でのホームステイプログラムをプレゼント!
楽しみにしていた初めての釣り!
人生初の釣りがタイのラオ島で村の少年たちとって、かなり特殊だけどね。
エサはこれ!
島の少年たちが探しておいてくれた海のミミズみたいなヤツ。
この黒いのは葉っぱとか海のゴミ。ゴミで巣を作ってこれが泥に半分埋まっている感じでいるんだって。この白い管はもっと長く泥の奥深くまで続いているらしい。その中にいる不思議な生き物。
中にこの子たちがいるのだけど、ミミズというよりもエイリアン!
顔に牙があってよく見るとなかなかグロい!
この小さなエイリアンをエサに、竿を使ったり、糸釣りしたり。ルット君、全然釣れないと嘆いているけど…。
みんなは次々と釣れます。
ラオ島のガキ大将、ベン君。
シュンも釣れた!
コバケンも!
タイねこもたぶん漁師並みに釣り上げて、最終的にはこんなに!
大漁じゃ〜!
すぐさま釣れなかったルット君がさばいてお料理。
ホームステイの夕食を賑わせます。
マングローブカニや島名物のシュリンプペーストご飯ももちろん美味しかったけど、自分たちで釣った新鮮なお魚のガーリック揚げ、これがもうめちゃくちゃ美味しいよ!
一緒に釣った少年たちは恥ずかしがって台所で食べていた。どうせなら一緒に食べたかったなぁ。
食事の後も島の少年たちはこの家の部屋の中でテレビを見ていて…
シュン『トランプ持って来てたのに、置いて来ちゃった…。なんか一緒に遊びたいなあ…でもテレビ見てるしなあ』
そうか!おばちゃんは慣れすぎて(年取りすぎて…)そういう感覚を完全に失っていたよ。
コバケンとシュン、2人であれこれ相談しているけど、なかなか踏み切れないでいる。その様子も面白い。
このままでは何もできずに終わりそうで、交流したいと考えている2人の気持ちがもったいないから一肌脱ごう。
タイねこ『ベン君、せっかくだからさあ、みんなでなんかして遊びたいけど、なんかアイデアないかなぁ?』
ベン『トランプあるけど…、ダメだよね』
トランプはタイでは賭け事のための大人の遊びというイメージが強いのだ。
タイねこ『いい!いい‼︎トランプやろう!タイのゲームと日本のゲームで教え合ってみんなで遊ぼうよ』
かくして、日タイのトランプ交流が始まったのだけど、これがめちゃくちゃ面白かった!
その続きはまた次回…。