長男は早稲アカのNNそっくりテストゼミ5本勝負、通称『NNそっくりテスト』を受講しました。

1月1日の元旦からハチマキを頭に巻いてやる例のやつです。

長男は直前のNN模試で成績が奮わず、そっくりテストはNN2組での参加でした。

(7月や9月のNN模試ではNN1組の成績でした。)

 

「NNそっくりテスト」は日能研生のお宅でも受けさせるかどうかと迷われてる方が多いと思いますが、外部生が受ける場合には注意点があります。

 

まず、知っておいて欲しいのは内部生(NN受講生)の方が有利なテストであること。

そして、その結果に『翻弄されてはいけない』ということ。

 

これは長男から聞いた話ですが、解説授業のときにNN受講生だと出来て当然みたいな説明をされる問題が結構出ているようです。(過去問そっくりに似せて作ってあるので仕方ないのですが・・・)

「これまでのNNでも解説してきた問題だから皆できたよね?」みたい感じで説明をされるのですが、長男は初見の問題ばかりで出来なかったそうです。

 

そして、これがテストの成績に反映されると各教科1~2問づつだったとしても20~30点くらいのハンデになります。

当然ながら似たような成績帯の子達が受けるテストなので-20~30点だと順位的には酷い結果になります。(長男は2本目の回から最下位の組での参加になってしまいました。)

 

テスト結果は1月1日の当日の夕方には分かるのですが、当時何も知らなかった私はその酷い結果に激しく動揺してしまったのです。

 

そして絶対にやってはいけない決断を下します。

「前受校の対策なんてやってる場合じゃない」

そうなんです、実は1月2日~9日までは前受校対策を中心に時間を割く予定だったのを急遽取りやめて、受ける予定もなかった2本目のそっくりテスト1月8日を受けることにしたのです。

そして1月2日~7日は早稲アカから事前に送られてきていた過去問集の抜粋テキストに着手することにしたのでした。

 

これはやらせてみて分かったのですが、もっと早くから着手すべきでした。

そうすれば1月1日の結果ももう少しできたと思いますし、結果が良ければ2日~9日は予定通り前受校対策の方に時間が割けたのだと思います。

 

この私の判断ミスもあって長男は鉄板とまで言われた前受校を落とす羽目に。

そして、片道2時間以上もかかる前受校を繰り返し受験したことで、今度は逆にNNそっくりテストの方に集中できず、こちらも下位成績を取り続けるという悪循環に陥ったのです。

 

この辺りのことは長くなるので、また別の機会に書きたいと思います。

 

我が家の経験から言えることですが、もし日能研生でNNそっくりテストを受けさせるつもりの方は決して結果に翻弄されないことです。

過去問対策の延長くらいの感覚で十分であり、解き直し段階で理解できれば何も問題ないのです。

これまでの模試とは違い、ここでの成績はあまり参考にならないことを知っておいてください。

(そもそも自宅で受ける子も多く、公平な条件で行われた模試とは違います。)

優先すべきは前受校対策や2/1本番校の過去問対策の方にあります。

その点を踏まえて冷静に『まぁ活用してやるか』『ここでの結果は関係ない』くらいの感覚で取り組んで十分だと思います。