過去5年間の日能研実績(男子御三家)をまとめてみました。

 

2020年 開成38、麻布65、武蔵30 合計:133人

2021年 開成30、麻布53、武蔵27 合計:110人

2022年 開成42、麻布69、武蔵35 合計:146人

2023年 開成48、麻布32、武蔵28 合計:108人

2024年 開成38、麻布59、武蔵21 合計:118人

 

当然、年によって凸凹はあるものの総じて150人未満という結果です。

もちろん、日能研の場合は首都圏組だけではないし、2/1に御三家以外を優先するTOP層(渋々、駒東、早慶附属系等)も一定数いるので、この御三家組が上位150番以内というわけではないのですが、それらを含めても実際に超難関クラスに受かっているのは上位の200番くらいまでと見て間違いないと思います。(女子も同じような傾向なので男女だと400番くらいまで。)

 

つまり、日能研の公開模試を基準にするなら300番台(男女別順位なら100番台)までが超難関クラスで合格できる層という見方になります。

 

11,000人規模が受ける公開模試で300番台に入るのは簡単なことではありません。

それも1回だけ偶然ランクインしたとかではなく、ほぼ毎回ランクインしてるような成績でないとダメなのです。

そして更に厳しいことを言えば、そんなTOP層の実力をもってる子達でも2~3割は不合格になってしまうのです。

 

こうやって冷静に数字だけ並べると日能研に通っているTOP層なんて全く安心できないことがわかります。

でも、我が家では「公開模試の偏差値が65を超えていれば、なんとなく大丈夫でしょ。」みたいな生温い感覚で最後まで走らせてしまいました。

こんな話をすると「模試は安心感を得るために受けてるんじゃない」という声も聞こえてきそうですが、少なくとも我が家では模試の結果に安心感を求めていましたし、結果が悪いと吐き気がするほどの焦燥感に駆られていました。

 

でも、それが完全に誤りであったことに気付いたのは受験が終わってからでした。

そのあたりの話は長くなるので別の機会に書いてみようかと思っています。