6年の5月に日能研上位層が受ける「難関校トライアルテスト」というものがあります。
このテストの特徴として面白いのは、過去の受験者と比べることで、現時点での成績によって各難関校の合格可能性が表示される点です。
長男の試験結果がコレ。
典型的な「算数小僧」の長男らしい結果でした。
因みにこのあと国語が劇的に伸びるのですが、そのお話は別の機会に。
で、このテストで出てくるのがコレ。
こんなのが男子だと10校分出ます。
開成・麻布・武蔵・駒東・慶普・筑駒・栄光・早中・聖光・渋幕
1つの目安は「合格者平均点」です。
これは過去にこのテストを受けた子の中で実際に合格した子だけで出した平均になります。
なので、ここを超えていれば合格率60%以上という判定が出ます。
そして各校でグラフに特徴があるのも面白いです。
例えば開成のグラフ。
受験者平均や合格者平均を下回った長男の成績でも合格率が50%という判定。
開成の場合、受験層の上位は間違いなくTOP層なんですが合格者数も多い学校なので意外と
下位層からでも合格していることがこのグラフから見てもわかります。
下位層と言っても偏差値67とかなので、そこを下位層と呼ぶのも変なのかも知れませんが・・・。
因みに関西や他のエリアではこのテストは受けていないのか、受験者数は育成テストの応用(3,800人程度)よりもかなり少ない2,290人となっています。