美術館 「えき」 KYOTO で開催中の この惑星 (ほし) の声を聴く 高砂淳二 写真展 に行ってきました。
今回の写真展の案内に使われている写真がとても素敵で、どんな写真を撮影されている方か、ほぼ知らずに見に行きました。
すみません
写真展の名前通り、地球上で見ることが出来る様々なものを撮影されているカメラマンさんです。
最初のコーナーは海の写真。
海中に差し込む光を撮影したもの
戯れているイルカ
波が打ち寄せる浜辺
上から見るとこんな風に規則的な形に見えたりするんですね。
海の中や周辺に生きるモノたち
このアザラシは空を見上げて哲学しているように見えて好きでした。
もしかしたら、お腹が減って空を飛ぶ鳥が降りてこないか狙っているところかもしれません
今はデジタルカメラで撮影されているのかも知れませんが、珍しいフィルムが展示されていました。
ポジフィルムと言うそうです。
これを機械にはめ込み、白いスクリーンに拡大投影して楽しみます。
凄~く前に、家にありました。
コントラストが反映されやすいのが特徴で、撮影時の設定によって、対象の色彩をより鮮やかに表現できるそうです。
それだけコントロールする技術が必要だと言うことですね。
撮影したそのままが小さなフィルムに現れるので、たくさん並べられていてとても綺麗でした。
こちらは氷河が溶けている途中
溶けては冷えて固まり、また溶けて、と言うのを繰り返してこんな形状になっているんでしょう。
波立った一瞬が凍ったみたいにも見えて不思議な美しさ
水に写ったシダの葉
下側が水に写っている方ですが、かえってそちらの方が色鮮やかに見えます。
どちらが本物かな、と思う写真です。
これも別世界の写真みたいですよね
ウユニ塩湖で休憩中のフラミンゴです。
広い水面に空が映って、どこまでも空のように見えるので有名なウユニ塩湖ですが、こうして鳥がいると、空の上にこういう場所があるように見えますね。
空の淡いブルーとフラミンゴの淡いサーモンピンクが、余計に浮遊感を感じさせます。
そして、バオバブ
夕暮れかな
最初の写真と共に、写真展のポスターです。
空のグラデーション、大地の黒。
大地からそびえる1本のバオバブとその真上の星 (月かも)。
地球の持つ力強さと、自然の声を写真を通して聴いているカメラマンの姿勢が感じられる素敵な写真だと思います。
全て撮影OKだったので、本当はもっと撮りたかったです。
写真作品をスマホで撮影するっていうのはどうなのって言う疑問は置いておいて
なのに、出かける前のチェックが甘くて充電が切れそうになってしまい、途中で諦めました
まあ写真も絵も実物を見ることの方が大切なので、その分じっくり拝見しました。
写真も素敵でしたが、撮影に使われている機材もいくつか展示されていて、そちらも興味深かったです。
こんな巨大な望遠レンズがあるのとか、水中撮影用の見るからに頑丈そうなカメラとか。
美しいものに興味がある方、カメラや撮影について興味のある方は、ぜひ見てください
5/19 (日) までです。
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