京都市京セラ美術館 で開催中の 村上隆 もののけ 京都 に行ってきました。
わたくし、現代アートにはそこまで興味がありません。
特に可愛い感じのキャラクター風のものは。
とか言いつつ、ノリさんとかフミヤ君とか、バンクシーとか、喜んで見に行っていますが
村上隆さんの展示もどうしようかな~と思っていました。
そのことを話すと、現代アート好きの友人から激押しされました。
こんなに有名になっちゃって、もう日本での展示は無いかも知れないよ
キュビズム展に行くなら同じところでやっているんだから、ついでに行けばいいやん
そう言われればそうだな、と思って前売りチケットを購入。
結局キュビズム展とは別日 (キュビズム展はもう少し後から始まるので) に行きました。
いざ展示スペースに入ると早速圧倒されました
興味ないとか言ってすみません
今回の展示は京都市美術館開館90周年記念と言うことで、京都にちなんだ作品が多め。
最初のスペースには洛中洛外図の大型作品が展示されていました。
この作品は、洛中洛外図をデータとして一旦取り込んだものを元に描き込みすると言う、とても手間のかかる手法で造られているそうです。
詳細に描き込まれた中には、村上さんのオリジナルキャラクターもチョイチョイいます。
こちらは琳派を意識したお花の作品
背景が金や銀のものもありましたが、私は黒いものが好きでした。
なんだか黒い部分がチラチラ光ってるな~と思って良く見ると。
コレ
髑髏だらけ
もしかしてと思って後ろの洛中洛外図をもう一度見ると、金の霞の部分も
所々にご本人のイラストとともに、ご本人のつぶやきが吹き出しになって展示されていました。
それによると、村上さんの過去から現在までの推移を見せると言うのが今回の展示テーマ。
そのテーマに沿って、今まさに制作中の作品を展示しているそう。
つまり、未完成の作品が多々展示されている
間に合わない言い訳っぽいとも呟いていらっしゃいましたが
例えば、こちら
ご本人と犬のPOM。
こんな風に、日々、刻々と出される指示の元、どんどん手が加えられてここに至っているようです。
指示書の厚みよ
こちらは作品上に無数の数字
未完成ゆえの見にくさなのだそうです。
こちらは依頼者のある作品だそう。
この美術展に展示する、とお話されていたものの完成していないので、あえてこんな風にしてあるらしい
他にも巨大3D作品
風神雷神
五百羅漢シリーズの関連かな
細部まで凄く綺麗なんです
とまあ、とても楽しい展示でした。
展示会場を出た所にキャラクター君
可愛いけど等身が
庭にはお花ちゃんの巨大オブジェ
ヴィトンのケースに乗ってます。
このオブジェ、2月後半くらいからあります。
自転車で通勤する時に後ろ姿が見えるんですが、樹々に見え隠れしているので最初は何か分かりませんでした。
あんな金色のものあったって思っていて、最近になってようやく、あっ村上さんのお花ちゃんって気づく
アハ体験でした
外から見ると、見えやすい所からでもこんな感じです
こちらの美術展は9/1 (日) まで。
会期中に完成する作品もありそうですし、どんなふうになるのか気になります。
終了近くにもう一度見に行こうかな
興味なかったんじゃないの
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