実習生のお金の話 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 夜な夜な通うレタントンとファンビッチャンのカウンターバー、今夜のお話しは実習生のお金でした。

 

 

 さて、今夜の話し相手は、日本へ3年間の予定で行ったはいいものの、同僚ベトナム人達との人間関係に悩み2年後にベトナムへ戻ったそうです。

 

 仕事は春と夏は主に野菜、秋と冬は果物の収穫、選別や箱詰めだそうで、生活は農場内にある寮で3人一部屋の共同生活を送るそうです。

 

 その農場をグーグルマップで見れば、コンビニもないような田舎町でショッピングモールからは数十キロ以上も離れています。

 

 

 その子から聞いた3年間のお金のこと、1年目は送り出し機関にお金を返すのでほとんど貯金と仕送りはできなかったそうです。

 

 2年目から少し貯金ができたそうですが、2年間でベトナムに戻るので最後は貯金も何もかもがなくなったそうです。

 

 唯一残ったお金は支払った年金の返金の十数万円だそうで、そのお金で再びベトナム生活をはじめられたそうです。

 


 

 以前の実習生と言えば工場や介護ばかり、最近は職種が増えたようで、ベトナム人から見た日本の仕事、人、生活の話を聞くのがおもしろいです☆