温故知新 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 ベトナムに進出する日本企業、さらに日本(人)の仕事に関してもとやかく言われたことがありました。

 

 さすがにカチンときて「今日も日本企業で働く理由は?雇われないで自分で会社をやらない理由は?」などと言い返しましたが返答はありませんでした。

 

 

 さて、彼が言いたかったことは、おそらく今の自分の環境や境遇への不満、そして後悔の表れ、それと日本企業をよく知っているからでしょう。

 

 彼は日本企業で長年働いてアラフォーでペーペー+、それが今まで働いた結果の結論であり、残念ながら何を言ってもほぼ無駄です。

 

 

 実は自分は本音では彼の言ったことの半分は同感でした。

 

 衰退や斜陽などと言われる日本経済、製品にまだ価値はありますが、その働き方は経済発展をしている東南アジアに最適ではないと思います。

 

 ところで長年ドイツを往復して赴任もし、自分の知る範囲でドイツ人の働き方に対する印象は概ね素晴らしい、そして憧れさえもありました。

 

 その一方でこんな働き方は今の日本に適さない、端的に言えば数百年も不景気な欧州の国々、こんな働き方を参考にしたら日本も同じになると思いました。

 

 

 自分のような奴は東南アジアの人々に一緒に考えますが、うだつの上がらない中小企業の働き方を教えることは失礼と思っています。

 

 新しい機械や工場、産業、法律、秩序までもが"これから"の東南アジア、何でも古くなる"これまで"の日本があります。

 


 

 「口は弁護士、心は詐欺師」をお手本にしてきた自分、それくらい強かに働き、暮らし、考えていかないと自分のような凡人は程々にさえ生きていけないでしょう☆