もう永住なんて言わない・・・ | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 

奥さんがタイ人、さらに家族を持つ日本人に会う機会は少なくありません。

 

正直に言わせてもらうと、そんな方々とは少々付き合いづらい時があり、それに特別な気を使う場面がしばしばあります。

 
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さて、話は変わり、僕がタイで最も疑ってしまう日本人は、なぜか過去形で「タイに移住した」と安易に言う人でしょうか。
 
先日もそう聞き、そこで僕の率直な疑問は、人に雇われ毎日8時間以上も働く日々を繰り返して大都会のバンコクに住み・・・それでも“移住”と呼べるのだろうか。
 
現実にはまずはビザ問題があり、僕の知る限り移民、永住、在留や配偶者などの査証や許可証は聞いたことがありますが、“移住”に関するビザはあるのだろうか。
 
僕が思い浮かべる移住とは心も一緒に移住させられること、それは飾られた欲を捨て去り自分本来の価値でユルゥ~く暮らす、場所なら南の島か高原で生きていく感じでしょう。
 
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話をタイ人奥さんの日本人に戻し、先日そんな方と会う機会があり永住する決意に至った経緯をじっくりと話してくれました。
 
もう日本、身近な事なら免許証はもちろん、年金や生命保険などに興味はなく、タイに暮らす日本人ではなく、タイ人になった日本人と感じました。
 
そして何事も上を見ず下も見ない、自分の置かれた環境で自分らしく家族と生きる、そんな“美徳”のようなものを感じさせてくれ、少しの感動を僕にくれたタイ人でした☆