ホーチミンに感じる僕の昭和 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 

こうして街を歩けば感じる独特な雰囲気、この醸し出される特異な空気感はいったいどこから何から来ているのだろか。

ここベトナムは、経済的には資本主義を部分的&段階的に取り入れていると聞きますが、国家としては共産圏の国の1つと言うことを忘れてはいけません。

 

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さて、僕の習いが正しければ西側や資本主義に対して東側や社会主義はその対局、そして西側を“善”や“良”とした前提の教えがありました。

本来、社会主義の本質は、資本主義が生み出す矛盾や問題を解決する思想だったはず、現代のそんな国々を見れば逆により多くの矛盾を生み出してしまったようです。

 

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でも僕はそんな東側(的)の雰囲気が好き、ドイツ暮らしの時も休みとなれば旧東ベルリンや旧東ドイツに好んで出かけてばかりでした。

確かオスト(ドイツ語で東)とノスタルジアを組み合わせた造語で“オスタルジア(ジー)”があり、そんな好みのドイツ人も少なくありませんでした。

 

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やっぱり僕は昭和の男、このベトナムの雰囲気に忘れかけている昭和の時代の面影を感じ取っているのかも知れません。

懐古趣味なんて言えば少しオシャンティには聞こえますが、実のところは昭和から抜け出せない頑固オヤジでしょう。

タイをシャム、ホーチミンをサイゴン、ミャンマーをビルマ、スリランカをセイロンなど、いまだに旧国名に趣や浪漫を感じて仕方ないアラフォー最後オヤジな僕です。


ベトナム滞在、これからちょっとサイゴンを中抜けします☆