あの無職の2ヶ月を思い出し。 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

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アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります


そんな2ヶ月間を経験させてもらい、当たり前ですが僕の結論は「無職は良くない」です。

一定の健康があり、しかも働ける境遇であれば働くのは当然、それは言うまでもなく国民の勤労の義務です。

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さて、その2ヶ月の間は無職なのに「会社員」と答えたり書いたり、何回も嘘をつきました。

正直に言えば、「無職」と言いたくない見栄、言えない素直さ?さらに勇気?がありませんでした。

自分で自分の本性を垣間見れました、情けないの一言ですね。

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無職期間の始めの内は訳もなく嬉Pく気楽でしたが…数週間もすれば社会から日々離れていく自分に危機感さえ感じました。


勤労や納税をせず社会サービスを受ける自分に負い目を感じ、人の多く集まる場所を避けるようになっていました。

今思えば日本では肩身が狭く感じ、そんな気持ちが海外旅行による現実逃避をさせていたかも知れません。


「語学学校にでも行ってみたら?」なんて言う人がいましたが、僕にはイギリスへ行く程の熱意はありません。

アジアへ語学留学するくらいなら日本で学んだ方がまし、日本には充分に学べる環境があります。

フィリピンの寿司屋さんで寿司を習い、その後はタイの寿司店で経験を積みますか?

その努力は素晴らしい、でも次の一手と言うより、そもそも初めの一手がズレています。

アラフォー後半の僕が「プロ野球選手になりたい!」と言い、そのための努力を"夢に向かって"と言えるのだろうか。

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先進国で何不自由なく育った輩が好きに東南アジア現地採用、それは確かに自由、でも僕には自己責任としか聞こえません。

現採の期間中、もし大病にでもなったら日本に帰ったでしょう。中途半端な決意や覚悟さえなかったのは事実です。


現地採用を総じて批判や否定をしているのではなく、現地採用者を雇う側、そして雇われる側、その両者の課題を現実に見た今日でした☆