そんな2ヶ月間を経験させてもらい、当たり前ですが僕の結論は「無職は良くない」です。
一定の健康があり、しかも働ける境遇であれば働くのは当然、それは言うまでもなく国民の勤労の義務です。
正直に言えば、「無職」と言いたくない見栄、言えない素直さ?さらに勇気?がありませんでした。
自分で自分の本性を垣間見れました、情けないの一言ですね。
勤労や納税をせず社会サービスを受ける自分に負い目を感じ、人の多く集まる場所を避けるようになっていました。
今思えば日本では肩身が狭く感じ、そんな気持ちが海外旅行による現実逃避をさせていたかも知れません。
「語学学校にでも行ってみたら?」なんて言う人がいましたが、僕にはイギリスへ行く程の熱意はありません。
アジアへ語学留学するくらいなら日本で学んだ方がまし、日本には充分に学べる環境があります。
フィリピンの寿司屋さんで寿司を習い、その後はタイの寿司店で経験を積みますか?
その努力は素晴らしい、でも次の一手と言うより、そもそも初めの一手がズレています。
アラフォー後半の僕が「プロ野球選手になりたい!」と言い、そのための努力を"夢に向かって"と言えるのだろうか。
先進国で何不自由なく育った輩が好きに東南アジア現地採用、それは確かに自由、でも僕には自己責任としか聞こえません。
現採の期間中、もし大病にでもなったら日本に帰ったでしょう。中途半端な決意や覚悟さえなかったのは事実です。
現地採用を総じて批判や否定をしているのではなく、現地採用者を雇う側、そして雇われる側、その両者の課題を現実に見た今日でした☆