タンブン | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

とは、日本語で「徳を積む」と言う意味だそうです。そんな寄付の話が同僚達からよくあり、この国では何ら珍しいことではないようです。自宅ポストには毎月のようにそんな封筒が入れられています。


 さて今回のタンブン。この携帯画面に写る牛達を助けるのだそうです。「タケチヨさんのタンブンは1000バーツ」となり、さすがに僕は「そんなに!」と言ったら「冗談、気持ちぃ」と返答です。

 実は、この牛達を助けるに至った過程がビックリ!携帯にある写真の牛を運ぶトラックを見つけ、追いかけて食肉加工場に買い取る交渉を直接するそうです。

 買い戻した後は再び牧場に戻し、牛たちに命をあげるそうです。戻された牛はいずれまた出荷され・・・色々と考えますが「徳を積む」のですから自分の幸せを考えれば良いのです。

 牛に限らず、市場で魚を買取り再び川に放したりと、この国の宗教観と言うのでしょうか、そもそもそんな感覚のない僕には寄付に限らず彼らの言う事に従うしかありません☆