レモンの糖度は、オレンジと同じくらいだと言う。でも人はレモンをかじってオレンジと同じように甘味を感じられないと言う。
少々雑な例えですが、甘味を物事の本質とした場合、レモンを甘味のない酸っぱい柑橘系果物としてしまうように、本質を見ずして物事を見失ってしまう現実を目にすることがある。
寿司にしたって、ネタにばかりにこだわって、米の炊き方、酢の種類、更に口に入る時の温度があってこそを忘れがちになる。
世の中って酸っぱいこと、しょっぱいこと、辛いこと…そんな事ばかりなのか、レモンに甘味を求めるのは間違いなのか、ならばオレンジを探すべきなのか、そんな事を思い考える今日この頃です☆