イスにはイスの。 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

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アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

久々に“○○には○○の”でお話を。

OINT ダイアリー  (ベルリン編)

 「あなたはここにある金のイス、銀のイス、鉄のイスのどれを湖に落としたのですか?」、こんな事を聞きたい訳ではありません。失礼しました!


 さて、本題です。この4脚のイスの内、僕にとって真ん中の2脚は要注意なんです。その理由をお話します。まず、真ん中の左、曙(AKEBONO)がK1でKOされた時の姿のように、脚が四方にペタンと広がって壊れる危険性があります。続いて真ん中の右です。脚が座面の横に付いているので強度を期待できません。参考までに、外側の2脚は脚が座面を下から支えるように付いているので、構造上に強度があるはずです。詳しくは、下の図をご覧ください。


OINT ダイアリー  (ベルリン編)


 これでイスの構造の違いによる強度の違いにおわかりいただけたことでしょう。

 僕は椅子に座る前、まずはその構造を目視確認します。そして、黄色と判断すれば椅子を換えるか、ゆっくりと体重をかけ椅子の状態を絶えず気にしています。

 そろそろ、最後のお話をしましょう。僕は椅子が壊れるのを恐れているのでなく、最悪のケースである“椅子が壊れた後の回りの心境”を想定しているのです。僕の場合、回りの人は「あの人は重いから椅子が壊れたなんだ(笑)」、または「体重オーバーでイスを破壊!」と思うはずです。もし普通の感じの人だったら「椅子が壊れてたんだぁ」となるはず。

 

 世間と言うものは意外と冷たいもので、本当にイスが座る前から壊れてたとしても、その座った人の見てくれや体重などの印象で、そこにある事実を押し曲げてしまうのです。


久しぶりに僕の“行動の美学”の一つを“○○には○○の。”でお話させていただきました☆