朝のやりとり。
「忘れ物ない?」
「大丈夫!」
このやりとり、
毎日してる気がする。
で、私は思う。
(ほんまに?)
でも一応信じる。
「じゃあいってらっしゃい」
元気に出ていく息子。
その背中を見送りながら、
ちょっとだけ引っかかる。
(ほんまに大丈夫なんかな…)
そして数時間後。
学校から帰ってきて、
第一声。
「今日さー」
このトーンで始まると、
だいたい察する。
「宿題、家に忘れてた」
…ほらなw
言ったよね?
聞いたよね?
「大丈夫?」って。
そのときあなた、
めっちゃ自信満々で「大丈夫!」
言ってたやん。
なんだったの、あの自信。
どっから来てるん。
しかもこれ、1回じゃない。
・体操服忘れる
・上履き忘れる
・プリント出し忘れる
全部、
「大丈夫!」の後に起きてる。
もはや、“大丈夫”が
一番信用できないワードになってる。
でもこれ、
本人はウソついてるわけじゃない。
その瞬間は、
たぶん本気で思ってる。
「大丈夫」って。
ただ、確認が甘い。
というか、確認してない。
雰囲気で「大丈夫」って言ってる。
で、結果、忘れる。
親としては、思うよね。
「もう一回ちゃんと見てきて」って。
でもそれ言うと、
「見たって!」 ってなる。
いや、見てないやん。
絶対見てないやん。
でもここで押しすぎると、
機嫌悪くなるし、
かといって引いたら、忘れる。
このバランス、
ほんまに難しい。
で、結局、また次の日の朝。
「忘れ物ない?」
「大丈夫!」
…出た。
また来た。
このやりとり、
何回繰り返すんやろ。
最近思う。
これ、いつになったら
“ほんまに大丈夫”になるんやろ。
ちゃんと確認できる日、
来るんかな。
でもたぶん、
少しずつなんやろうなって思う。
何回も忘れて、
何回も困って、
その中で、ちょっとずつ覚えていく。
…と信じたい。
だからまた私は、聞いてしまう。
「忘れ物ない?」
そして返ってくる。
「大丈夫!」
…いや、ほんまに?