イ、イタイ。

本日親不知を抜いてきました。初です。初。


今年の夏に初めて右上に親不知がコンニチワしました。

その時、炎症を起こして口がほとんど開かなくなりパニくって、この世の終わりみたいな顔で大学病院の歯科に行きました。ちっちゃい頃そこで矯正してたので、私にとって歯医者といえばそこ。まぁ10年以上後無沙汰だったわけですが。

夏はそこで炎症治して、結局無理やり口を開けるという強硬手段によって無事元通り。喉元過ぎればナンとやらで、その親不知はおとがめなし。成長して良し!とおおたは育てることにしたのです。


が、今回はまた別の場所からコンニチハしてきました。今度は左下です。

しかも側面からちょっと顔を出すというシャイな子で、まぁそれもかわいいっちゃかわいいんですが、中途半端に歯茎がめくれたんです。1週間前から気にしてたんですが、これはこのままいてもらってもしょうがないしなぁと思っていたとき、職場のお隣さんN田さんが素敵なお言葉を。

「親不知?ダイジョウブ!わたしなんかほんっと全然痛くなかったし。全然平気だって!しかも抜かないといけない歯だしね。」と輝くようなスマイル。

幸運にも、うまれて今日まで、虫歯になったことのない私。歯医者さんの恐怖をしりません。痛さも知りません。矯正ってイヤなのは型とるときだけだし。

N田さんの天使の微笑みにすっかり調子に乗って、『全然痛くないもの』と信じきり、気軽に歯医者さんへ。


着いて、前の担当の先生(研修医らしい)に「親不知また別のが生えてきました。」と伝える。

先生「そうですかー。あー、ちょっと切っちゃってますね。しかも(頬)かんでますね。」

うっ、そんなうっかりほっぺたかんじゃってる事もお見通しなのか。そらそうか。でもやだな。

先生「どうしますか?」

おおた「あー、抜いてください」

先生「僕は研修医なので指導医がいないと抜けないんです。今日はその先生がいないので、別の先生に抜いてもらいますね」


もう一人先生現る。口の中を見てから

先生2「抜きたいですか?」

おおた「はい、抜いてください」

先生2「いつがいいですか?」

おおた「きょう。」(即答)

先生2「今日!?」

おおた「きょう。」

先生2「今日かぁー・・・(若干斜め下向き加減に苦笑い)。だ、大丈夫?(担当先生1に目で確認)」

先生1「ぼ僕は大丈夫ですよ。先生大丈夫ですか?」

先生2「僕は大丈夫。大丈夫。」

先生1「なら大丈夫です。」

ふたりで大丈夫大丈夫ってやたら何回も同時に言い合ってました。やっぱり仕事のスケジュールとか色々あるんでしょうね。

でも普通いきなり抜きに行くもんだと思ってたけど、そうでもないんかな。


親不知抜くにあたり、一応説明がありました。

1.今日抜いたら近日中に消毒に来ること

2.縫うので来週また抜糸に来ること

等など。


で、初めての麻酔。

上か下かは麻酔が効きにくくて、注射も痛いって聞いた事あったけど、ほんとに痛かった。

そして麻酔の後、一応で聞いているのかと思ったあの質問、「気分悪くないですか?」の問いに、

「・・・悪いです。」

だって、麻酔が初めてだからかわっかんないけど、なんか貧血みたいになって、身体がちょっと震えてしまってたので。

落ち着くまで待ちましょうということになり、担当先生としばし雑談。

やっと落ち着いたので、抜歯開始。

顔に口だけ穴開いてる布かぶせられ、メスやら怖い器具が見えないようにしてくれた。

暫くは余裕で順調に進んでいたけど、そのうち掛け声が。

先生2「押しますよ。」


・・・・イーーーーーーーッッッタイ!!


てかなんで押すん!?

抜くんやから押さんでいいやん!?


後から思うと、横に押していたのかなと思いますが、もうそん時はイタイしかなくて。

全く痛くないと思っていたのに、いきなり予想外の痛み。心の準備が出来てなかったためにダメージがでかい。


痛いときにあげてといわれた手を高速で挙げる。

先生2「あー、痛かったですかー。」

と一回は止めてくれるが、そんなのは中断に過ぎない事を、大人の私は知っている。

結局同じ「押しますよ」は再開され、なんとか無事にシャイな親不知は卒業してゆきました。


すっごいへこんでる私の顔から布をとり、

先生2「終わりましたよー」

先生1「ほらっ。きれいにとれましたよー。」

横になっている私に、取れたての親知らずをティッシュの上に置き、嬉しそうに見せる先生。

出産じゃないんだから。


先生1「親不知持って帰りますか?」

おおた「いらないです。」(即答)

先生1「え?(ちょっと切なげな顔をする)。 ・・い、いまならかわいい箱に入れてお渡ししますよ?」

なぜそんな切なげな顔を!!ちょっと後ろめたさを感じ、

おおた「じゃ、じゃあください。」

先生1「はい☆」


結局、かわいい箱は、プラスチック製の歯の形をしたケースでした。

しかも何故か前面にはリラックマのシールが。

先生1「本当はシールは高校生までしかだめなんですよ?」

そんな『良いことした!』ってトーンで言われてもと思いつつ、御礼を言って受け取る。


その後、受付行ってお金払って、薬局行って帰りました。

が、相当へこんでたのか、どこへ行っても「大丈夫ですか??」と心配顔で言われました。


予想外の痛さに会社も休んでしまいましたが、明日、消毒してから会社行って、まず一番にN田さんに報告(抗議)したいと思います。

みんな、天使の微笑みにだまされるなっ!!

歯は抜くと・・・・、イタイ。

(わかってなかったのは私だけか??)