今年の1月6日、数日後に第1回の放送を控えた『どうする家康』の「トメ」について投稿しました。有名な俳優さんが数多く出演されているので、誰になるかわからない、という状況でした。ネット(の一部)でも盛り上がっていました。

「『どうする家康』のトメについて考える」

(こちらもどうぞ⇒「大河ドラマの大トメ」
 

私は、かつて大河ドラマの主役を務めたことがある岡田准一と松山ケンイチがトメの軸になると予想していたのですが、結果的には「大ハズレ」でした。

(参考資料)
「NHK大河ドラマ「トメ回数」記録」

第1回のトメが阿部寛(武田信玄役)で、いきなりの大ハズレ。家康の人生を考えると、武田信玄はそれほど出てこないと思っていたのですが、今回は結構出てきましたね。しかも、森の中でお忍びの信玄に家康が遭遇するという筋書きまであり(そんなバカな、、、)、予想を裏切られました。

クレジットの順番が相当難しかったのは事実のようで、今回は、オープニングでタイトルが出るまでの数秒間に松本潤、有村架純、北川景子、松嶋菜々子、岡田准一という「トップグループ」を形成し、その中で岡田准一が最後という形になりました。なので、結局、岡田准一は一度もトメになっていません。

また、野村萬斎(今川義元役)が第1回で退場(桶狭間の戦いが第1回の最後に)という全くの予想外の展開でした。野村萬斎はその後回想シーンなどで出てきており、トメを2回務めています。

阿部寛退場後は松重豊でした。失礼ながら、これは予想外でした。もちろん、松重氏の経歴と役柄の石川数正の重要度も鑑みれば、何の不思議もないところです。

完全に予想外だったのが和久井映見。思わず「え?」と言ってしまいました。いまだに彼女が若い頃の印象が強いので、重鎮というイメージはないのですが、調べてみたら彼女ももう53才。若いころから出ているので、芸歴も結構長いのですね。でも、松山ケンイチでもよかったような気がします。

その松山ケンイチも結局は1回だけ。中村勘九郎はゼロ。松嶋菜々子もゼロ。里見浩太朗は出演が1回でしかも数分のみなので、ゼロ(その回のトメ前でした)。

大トメは阿部寛でしたね。若く見えますが、もう59才ですし、数々のドラマで主役・主役級を務めてきたので、何の不思議もありません。

ドラマの内容そのものは判断が難しいのですが(個人の意見です)、クレジットで結構楽しめました。

さて、1月7日(日)から2024年の大河ドラマ『光る君へ』が始まります。この時代は詳しくないので、めちゃくちゃ楽しみです。第1回のトメは主人公・紫式部の父を演じる岸谷五朗か藤原道長の父を演じる段田安則あたりかな。大穴は藤原道長役の柄本佑。第1回を楽しみにしましょう!

(1/7追記:第1回のトメは段田安則でした)

 

本日が本年最後の投稿になります。皆様、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします!2024年が皆様にとって良き一年となりますよう、心より祈念しております。