少し前から 'global boiling’ という表現を耳にするようになりました。地球の気温上昇はもはや warming(温暖化)というレベルではなく、boiling(沸騰化)のレベルに達しているということですね。

誰かが最近言いだしたことなのだろうと思ったのですが、Twitter(いまは「X」でしたね)で過去のつぶやきを調べたら、2008年にはもう出ています。

ただ、ここへきて急に使われるようになった気がします。もちろん、今年が史上最も暑い夏と言われるほどの異常気象が起きていることが原因の一つでしょう。

そして、それに呼応した国連のグテーレス事務総長の発言も話題になっています。『英語教育』(大修館書店)の10月号の「今月の時事英語」(西森マリー先生)によると、7月下旬に事務総長が述べた以下の言葉がきっかけのようです。

The era of global warming has ended; the era of global boiking has arrived.

global warming ではなく global boiling。英語の豆知識として、授業などで話題にしてみては?