今週のはじめ、ある市が主催する中学生による英語ディベート大会に審査員として参加させていただきました。ディベートといっても、それぞれの立論とそれに対する質問またはコメントで構成されている簡易的なものです。1試合が20~25分程度。

かなり英語力のある参加者もいて、本当に中学生なのかと思うほどでした。全体的に見て、かなりレベルの高い大会だったと思います。

英語ディベートは英語と内容の両方が大切になります。この会の resolution は We should use containers and packaging made of paper rather than plastic to protect the global environment. でしたので、ネットなどを活用しながら、長い時間を掛けてデータなどを集めたのだと思います。

ご指導の先生方のご苦労も並大抵のものではなかったと拝察いたします。大変すばらしい大会になったと思います。

一方で、中学生のみなさんには、頑張ってほしい点もいくつかありました。閉会式でコメントをさせていただいたのが以下の3点です。いずれも、自分たちの考えを相手チームあるいはジャッジに伝える上で重要な項目です。

1.話すスピードが速すぎることがある。
2.話し方が明確でないことがあった。
3.難しすぎる単語を使うことがあった。

英語力と発信力の向上のため、今後もこの取り組みは続けてほしいと思います。