先週、ELEC同友会のオンライン大会で胡子先生授業を拝見した折の感想をお話ししました。

前回もお話ししましたが、先生の授業を初めて拝見したのは2013年でした。そのDVDは現在先生がお勤めの中学校とは別の学校での実践でした。あれから約10年経っています。ご勤務先も生徒さんも変わりましたが、先生の生徒の英語力は相変わらずの高レベル。

力のある先生が教えれば、どこでもこうなるのだ、ということを改めて感じました。ビデオ視聴後の協議会で先生は「この学年の生徒たちは中1のとき本当に無反応だった」「意識してテンションを高くした」とおっしゃっていました。授業を見る限りでは、「無反応だった」ことがとても信じられないくらい積極的に英語で話していました。

若林俊輔先生が、「『この地域は田舎だから』と言い訳をする教師がいる」と嘆いておられたのを思い出しますが、胡子先生の授業を拝見して、どんな学校でも教師の力で変わる可能性を秘めているのかもしれないという気持ちになりました。