10月30日のELEC同友会の大会の「ビデオによる公開授業」で胡子美由紀先生(広島市立古田中学校)の授業を拝見しました。

司会の本多敏幸先生(NHKラジオ基礎英語の講師)が「日本でもっとも授業がうまい先生」とご紹介されていましたが、胡子先生の授業を拝見したいという先生は日本中にたくさんいると思います。

私が初めて胡子先生の授業を拝見したのは2013年ごろで、ジャパンライム社のDVDでした。圧倒されました。

広島市立早稲田中学校公開研究会 公開授業2 4技能の統合的活用と自律的学習者の育成

多くの英語の先生、あるいは英語教師を目指す方に、機会があれば、見ていただきたい授業だと思っています。

胡子先生の授業は、先生ご自身のパフォーマンスが素晴らしいのでそちらに目が行きがちですが、やはり見るべきは生徒さんの姿だと思います。かなり多く英語を話していますし、他の生徒の英語にも英語で積極的に反応しています。ある意味では、できすぎくらいの模範生ですが、「やらされてる」感がありません。生徒が自分のことばとして英語を使っています(もちろん、この生徒さんを育てた先生のお力が素晴らしいのです)。

今回、大会参加者から生徒のみなさんへの応援コメント欄というものがあったのですが、「日本一英語ができる中2」という表現されている方もいました。決して大げさな表現ではないと思います。

また、授業ビデオの視聴後の協議会では、かなりの数の質問が出ました。質問がたくさん出るということは、良い授業だったということの証です。

1月にもELEC同友会主催で胡子先生のご講演が「対面」であるそうです(私は仕事で行けない!)ので、可能な方はELEC同友会のHPでご確認ください。