イギリスのエリザベス女王がお亡くなりになりました。昨日あたりから医師の管理下にあるというニュースが流れていましたが、直前にトラス新首相との写真が公開されていたので、まさかこんなに早いとは、と驚いています。

私は大学3年生の夏に1か月ロンドンの語学学校に通い、また、30歳の時に1年間イギリスの大学に留学をしていたので、イギリスに親しみを感じています。偶然ですが、妻も若いころ一年間イギリスの大学で学んでいたので、我が家はイギリス贔屓です。娘が大学生になった2019年の夏には家族3人で1週間ほどイギリスに行きました(コロナ前に行けてよかった)。

女王は在位70年。昨年お祝いのPlatinum Jubileeが行われたばかりでした。パディントンベアーとのツーショット動画も有名ですよね。

Ma'amalade sandwich Your Majesty?

イギリスの紙幣は女王の肖像がが印刷されているので、まもなく新国王の肖像画が入った紙幣が発行されることになります。また、国歌 God Save the Queen も God Save the King に変わります(歌詞の一部が変わるのみ)。

チャールズ皇太子が国王になり、チャールズ3世になります。イギリスは歴代の王・女王に同じ名前が多いので、「1世」「2世」などをつけます。ちなみにひとつ前の「チャールズ」はチャールズ2世。清教徒革命で処刑されたチャールズ1世の息子で、クロムウェルらによりイギリスで王政が停止されたのち、王政が復活したときの王です。世界史の教科書に必ず名前が出てくる王ですね。在位は1660~1685年なので、337年ぶりの「チャールズ」です。

新国王は73歳。皇太子としても最高齢でした。ちなみに、その前の皇太子最高齢はエドワード7世の59歳。母であるビクトリア女王は81歳で、当時としてはご高齢でした。

エリザベル女王は彼女の母である Elizabeth(Queen Mother)も101歳の長寿だったので、まだまだ、と思っておりましたが、残念です。心よりお悔やみ申し上げます。
 

My deepest condolences to the people of the United Kingdom and the Commonwealth.