1週間前の2/19に「埼玉大学教育実践フォーラム2022」が開催され、その分科会である「ラウンドテーブル」で、奥住桂先生、有江聖先生、蓬澤守先生と4人で登壇し(Zoomで)、外国語科における「思考・判断・表現」の評価について議論しました。


関心が高かったからなのか、出演者(私を除く)が魅力的だったからなのか(おそらく両方)、当日は50名近くの方がご参加くださり、同一時間の枠では1、2番の多さだったようです。

今回のように複数名の登壇者がいる場合は、まず各自が15~20分の発表を行い、その後、全員でディスカッションをしたり、フロアから質問を頂いたりするという流れが多いのですが、後半のディスカッションがイマイチ盛り上がらなかったり、時間切れになって不十分なまま終了することがあります。

そこで、今回私たちは順番を入れ替えました。まずテーマに沿って4人でディスカッションを行いました。私は司会者でしたが、時々(かなり?)意見を述べさせていただきました。

ディスカッションでは、できるだけ「本音」で話そうということで、「思考・判断・表現」の評価で学校現場が困っている様子や今回の評価の枠組みの「問題点」を中心に話を進めました。また、「思考・判断・表現」の評価と「知識・技能」「主体的に学習に取り組む態度」の評価の違いが不明確である点や『参考資料』の実践例の問題点なども話題になりました。

4人が知り合いだということもあったと思うのですが、リラックスした雰囲気の中でいろいろとお話しすることができました。

批判ばかりではいけないので、後半は私以外の3人による報告・提案でした。小学校、中学校の実践例や旧指導要領下での評価の項目である「適切さ」と今回の思判表の評価を関係づける提案が行われました。

チャット機能を使って、参加者の皆さんからも多数のコメントやご質問をいただき、本当に活発で実りのある会になりました。アンケートでも好意的なコメントを多数いただきました。

ご登壇の皆様、ご参加の皆様、本当にありがとうございました!