先週の土曜日、朝霞市にお邪魔してきました。朝霞・新座・和光・志木の英語の先生方が研究会を立ち上げ、その第1回講師としてお招きいただきました。いつも通り、ワークショップ中心で進めさせていただきました。


以前、英検の『STEP英語情報』の「わが地域の英語教育の取り組み(埼玉県編)」でもご紹介させていただいたのですが、埼玉県は地域単位の小さな研究会・勉強会がたくさんあります。他県の実情を知らないので「たくさん」かどうか、正確なところはわからないのですが、決して少なくはないと思っています。


「わが地域の英語教育の取り組み:埼玉県編」 …多「彩」な取り組みで明日の英語教育を拓く! (2009.3.30)

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 http://www.eiken.or.jp/eikentimes/chiiki/20090401.html


先日も埼葛地区のSETC & ASTECに参加させていただきましたし、そこにいらしていたT先生も地元・桶川で勉強会を始められました。川越のほうでも動きがあると聞いています(確認してなくてすいません)。他にもきっとたくさんあると思います。


かつて『現代英語教育』の編集長をしておられた津田正さんが、「小さな研究会・勉強会がたくさんできることが望ましい状態だ」とおっしゃっていました。大きな組織よりも小さな組織のほうが参加意識も高まりますし、また参加者のニーズにも対応できます。より深い議論もできると思います。もっともっと増えればいいですね。


こういう小さな組織が増えてくると、せっかくだから県単位の大きな組織にしよう、という動きが出てくるかもしれませんが、無理にまとめようとしてはいけないと思います。大きくなれば、動きも悪くなりますし、参加意識も変わってくると思います。


ただ、情報交換や連絡の場はあってもいいと思っています。東部の先生が北部の勉強会に参加したり、南部の先生が西部の勉強会の講師をしたり、という交流が活発に起きるといいですね。何も「講師」でなくてもいいと思います。自分の授業のDVDを持って、隣の地区の先生方に見てもらい、ご意見をいただくのも面白いと思います。


埼玉県の面積は47都道府県で39位です。全国的に見れば、狭い方です。北海道や岩手の先生方から見れば、恵まれています。せっかくだから、みんなで行ったり来たりしましょう!このブログでもできるだけご案内していきたいと思います。


都道府県の面積一覧(Wikipedia)
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E3%81%AE%E9%9D%A2%E7%A9%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7