昨日、anfieldroadさんにお誘いいただき、SETC&ASTEKにゲストとして参加させていただきました。今回で3回目になります。


昨年同様、今回もある先生の授業をビデオで拝見し、私が解説めいたことをさせていただくというものでした。「ある先生の授業」というのは毎年大学の英語科指導法(or実習事前指導)で学生に見せている授業なので、卒業生の方はピンとくるかもしれません。中2の授業で、新出文法項目はThere is/areです。


「名人」と呼ばれるその先生の授業はテンポがよく、生徒の口頭練習が非常に多い授業です。授業を受けている、というよりは「訓練」を受けているという感触を持った生徒も多いことでしょう。ただ、先生の演出もうまいので、生徒はそれを「つらい」とか「やらされている」と感じてはいないと思います。また、やりとりの様子から、生徒と先生の人間関係が十分にできていることもよくわかります。


6~7年前に撮影した授業ですが、いまでも毎年使っています。学生も毎年「すごい!」と驚嘆しています。今後10年、いやもしかしたら、私が定年を迎える20年後まで使うかもしれません。いい授業の基本は何年たっても変わらないと思います。


今回はanfieldroadさんと私以外に8人の方がご参加くださいましたが、みなさん現職の先生なので、大学で学生からもらうコメントとはまた一味違ったコメントを頂き、私自身も大変勉強になりました。また機会があったら、よろしくお願いします。