今週は教育実習(2週間実習)の研究授業の週で、再来週は4週間実習と2週間実習に行く学生の残りの半分の研究授業です。忙しくなります。



さて、昨日、S小学校で英語の授業を拝見してきました。この授業の担当者のN先生は同じ地区の中学校の英語の先生でもあります。


これまでに拝見した小学校の英語の授業とやや異なり、先生の英語を聞かせること、すなわちリスニングが多い授業でした。外国語を通してコミュニケーションの「素地」を学ぶこの段階で、リスニングを通して多くのインプットを与えるという方法は、小学校外国語活動の効果的な形態の1つだと思います(ちなみに7月にO小学校のT先生の授業もリスニングの多い授業でした)。ただ、このやり方を継続的に行うには、先生の英語力がある程度ないといけないので、小学校外国語活動がはじまったばかりのいまの段階では、だれでもできるという手法ではない、というのが現実でしょう。


さて、N先生の本来中学校の英語の先生なので、授業の進め方などはお手の物、と言ったところでしたが、児童たちとは週に1回しか顔をあわせることができないことによる難しさも感じました。


児童は元気がいいのですが、そのぶん、ちょっとした脱線もよくあります。もちろん、授業が成立していないということは全くありませんよ、念のため。もし、毎日顔をあわせている子どもたちが相手だったら、軽くスルーしたり、時にはみっちりしかったり、ということもあるでしょうが、週1しか顔をあわせない関係では、ある程度制限が必要になります。N先生は締めるところは締め、緩めるところは緩めていらっしましたが、私だったら、こんなにうまくできないだろうとも感じました。


さてさて、今日は午前中にさいたま市の小学校で教育実習生の英語の授業を、午後は学生がお世話になっているさいたま市立大門小学校で英語の授業を拝見してきました。この2日で3校で4つの授業を拝見しました。いろいろなタイプを拝見でき、大変参考になりました。