自分自身が学生だったころ、「1週間英語漬け」という学生主催の合宿によく参加していました。当然その間は日本語禁止です。Intensive Training Course of Englishと称しており、通常はITCと略します。


discussionやskitなどさまざまな活動を行いますが、それ以外の部分、食事や自由時間、お風呂やレクリエーションもすべて英語。1週間たって、「いっせーの!」で日本語に戻った時、中には日本語が出てこない人もいました。


年に2回行われていて、もう60回を超えているそうです。30年以上続いているわけですから、すごいですね。はじめは一参加者だった私も途中から企画側にまわり、いろいろなsessionをみんなで考えました。とても勉強になりました。


そういう経験があったので、いまの職場に移った年にさっそく学生に声を掛けてITCを始めました。うちは合宿ではなく、日帰りのITCを年に4~5回開いています。はじめのころは私が主導する形で進めていましたが、いまでは完全に学生たちの手に移り、私は教室を予約したり、必要な機材をそろえる手伝いをしたりといったところ。ただ、できるだけ当日は顔を出すようにしています。


次回のうちのITCは明後日です。今回も学生が中心になって熱心に準備を進めています。後期試験の合間を縫って、彼らは少しずつ準備を進めてきたのですが、昨日とおとといは、仕上げということで、丸2日かけて教材を仕上げたり、実際に英語でリハーサルをしたりと、一生懸命がんばっていました。頼もしい限りです。


心配された雪もあさってはだいじょうぶそうです。当日はきっとうまくいくでしょう。