あっと言う間に九月
ブログをサボっている言い訳は置いといて
シーズンの終わりにチャンショーと釣り。
最初は、お気楽な沢でおっきなヤマメ釣りなんて話だったのだけれども
何の車のCMだったか
ヒトの1/4は冒険の遺伝子を持っているらしく
そうするとその遺伝子を二人とも持っている確率は1/16であると計算するのは、多分間違いで
この場合は2/2つまり100パーセントだったのだと言う事にしちゃって
お互いに以前から気にはなっていたけれども
今迄、足を踏み入れる事がなかった沢に。
1人ではとても行く気が起きなかった沢に。
林道起点で既に、先行者がいる事は分かっていたけれども
今日は釣果よりも、この沢への初挑戦と言う事に意味があるのだし、
後追いの釣りをする事に対する迷いは
おそらく二人とも
ほんのチョットしかなかったと思う。
子持ちの中年男にとって
愛人を三人囲うなんて事は
余程の甲斐性と経済力を要すると思うのだけれども
沢なら何本でも
なんなら日本全国、山があるトコロには必ず沢があるのだから
気が向いた時に好き沢に会いに行って
そりゃ、時にはご機嫌ナナメで追い返される事もあるけれど
そんな時は大人しい癒し系の沢に行ってみたり
だけど今日の沢は
素性がほとんど解らないから
取り敢えず2人で、その顔を覗けるだけでも良いのだ。
などと言うキレイ事が釣り人に通用する筈もなく
ガッツリと悪戯してきたからこそ
心に残る釣りとなったのです。
鉤を外された悔しさも
秋の朱と戯れる喜びも