生涯現役でいられる体を作ることを目的とした、腰痛肩こりケア体操を始めましょう!
日本大学レスリング部のヘッドトレーナーとして心掛けていることは、怪我をしないように予防のケアーをさせることです。
アスリートにとって大切な習慣は、「腰痛・関節痛にならない身体のつくり方」(ベースボールマガジン社)の上級編の内容を毎日朝晩継続する事です。
けがを未然に予防するためには、前後開脚(150度以上)やまた割(100度以上)の可動域を平均以上を維持することが重要です。
下半身の関節の柔軟性が平均以下だと、体幹(脊椎や骨盤など)が動きすぎてけがをしてしまう最悪の結果になるのです。
右利きの選手は、上半身の筋力が右で押して左で引く左回旋がとくいなのです。
従って、ベンチプレスやミリタリープレスなどの押す運動は左上肢の筋力強化を目指します。
懸垂やベントオーバーロウウイングなどの運動は右上肢の筋力強化に効果があるのです。
同じようにスクワットは右下肢の筋力強化に効果があるのです。
可動域を3段階に分けて(浅く、中間、深く)最後に10秒間のストレッチをしましょう。
このように、少し考えるだけで、怪我を未然に予防できるのです。