人生リセットボタン・六兆年と一夜物語・インビジブルの小説書きます -7ページ目

人生リセットボタン・六兆年と一夜物語・インビジブルの小説書きます

及川です

インビジブルと六兆年と一夜物語の小説書いてるので、読んでくれると嬉しいです





前話:インビジブル⑥



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パチッ…




私は自分の部屋で目が覚めた。



チュンチュン…と、スズメの鳴き声が聞こえる。



いつも通りの朝。

窓の外には、いつも通りの景色が広がっている。


私はふわあ…と女子高生らしからぬ大きなあくびを放つと、いつも通りの制服を着て、いつも通り家を出た。



いつも通りの靴。

いつも通りの景色。


いつも通りの清々しい朝。





そして、いつも通り、私をすり抜けて歩いてゆく人々。








あれから、既に一ヶ月ぐらいは経つであろうか。



私が透明になった日から。





目は虚ろになり、
髪もボサボサ。




だけど透明だから、私には関係ない。


…ていうかどうでもいい、そんな事は。





私は改札も通らずいつも通り電車に乗り込んだ。


下を向き、黙ってシートに座り込む。




ふと、前の方からキャッキャッという、女子高生特有の喋り声が聞こえてきた。



3人ぐらいの友達同士だろうか。


顔を上げてよく見てみると、同じクラスの人たちだった。




彼女らは、私の向かいに座ると、おもむろに談笑を始めた。






『いや~、それにしても嬉しいね!
あいつが行方不明なんて。』



『ホント!消えてくれてよかったよ、あんな奴。』



『○○の事なんてどうでもいいじゃん。』



『そうだね!
あんなゴミ屑の事なんか!』





そう言うと彼女らは、高らかに笑い始めた。







・・・・・・



・・・え?





・・・○○・・?






それって、私の事・・・・?








・・・私は・・・・




・・ゴミ屑・・・・?




・・・・・・
・・・・・・・・・




私は黙って座席を立つと、ヒタヒタと彼女らに近づいた。





『…君たちが大っっ嫌いな、私の事が、見えていますか?』




私は彼女らの目の前に立つと、そう言った。


彼女らは私が目の前に居ることも知らずに、バカみたいに笑っている。





『…私のキモチも知らないで、
楽しく生きるの…やめてくんない…?』





涙が出そうになるのを必死に押し殺しながら、

ゴミ屑、と言った女子を見据えると、私はそう言い放った。







すると突然、電車内にアナウンスが響いた。




『あ、もう着いたみたい』



一人がそう言うと、彼女らは席を立ち、電車を降りた。








私の体を通り抜けて。






全身から一気に力が抜けて、私はその場にへたり込んだ。





私は一人、車内に取り残された。










・・・



ゴミ屑、か・・・・・・







・・・・・ああ・・・・



・・・・そっか・・・・・






私は・・・・











私は世界でいちばん害を与えなくて、
存在すらも分からないゴミになったんだな・・・・・・。








ぼろぼろと、目の奥からどうしようもなく涙が溢れ出した。


















『・・・もう、嫌だよ・・・・。』







力無く、そう叫んだ。





















…主人公の名前考えてねぇええええええ!!!!!!!!!




コメント下さるとありがたいですm(__)m。