<a href="http://s.ameblo.jp/oikawa710/entry-11501596746.html" target="_self">六兆年と一夜物語</a>
リンク貼れてない…
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『…はい。
遂に完成ですか。長かったですね。ええ。
ではもう、あれは用済みですね。
どうされます?
また地下深くに幽閉して…
…そうですね。わかりました。ハイ。
では。失礼します。』
ガチャン
壁一枚隔てて、乱雑に受話器を置く音が聞こえてきた。
どうやら、僕は既に利用済みのようで
随分身勝手な大人たちに散々いじくりまわされた挙句僕は、
現代の怪物は再び、あの光の届かない場所に閉じ込められる事になるのだろう。
突如として、激しい葛藤が胸にこみ上げてきた。
怒り、哀しみ、憂い、絶望…
多種多様な感情の波がいっぺんに襲いかかり、僕の体を支配した。
『うがぁぁぁぁ…ぁアああぁぁぁアアアアアアァァァアア!!!!!』
叫びとも、呻きともとれない声を上げ僕は
爪を立て、胸の辺りに突き立てた。
次の瞬間、両腕に力を込め、一気に引き裂いた。
皮が裂け血肉が宙を舞う。
焼けるような痛みが身体中を走った。
『ハァ…ハァ…』
息が荒れている。
僕は傷口を恨むように覗き込んだ。
左胸の肉がドクン、ドクンと波打ち、
それに同調し血が噴き出ている。
が、それも一瞬の間だけで
十秒もしないうちに血が止まり、みるみるうちに傷口が塞がっていった。
数分もすれば傷跡さえも消え、
鈍い痛みだけがそこに取り残されていた。
怪物じみたその光景を
僕はただ、呪うようにして見つめていた。
きっと僕は、僕が生きている限り、ずっとこの気味の悪い宿命を呪いつづけることだろう。
もうたくさんだ。
『逃げよう。』
久しぶり!!!!!!!!!!!
